バレた維新・馬場代表の「裏切りと屁理屈」第2自民のヤバい本性。器が小さい大阪オヤジに国民怒りの審判下すか

 

それでも「自民党の補完勢力」を志向する馬場氏

橋下徹氏は4月29日放送の関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」でこう語った。

「今回の補選って、予備選みたいなものなんですよ。維新と立憲がガチンコで戦った。維新は、次回の総選挙、特に東京の15区では候補者を出してはいけないと思う。今回立憲とやって負けたところは、維新は候補者を出してはいけない」

橋下氏は明確に、野党の候補を一本化する必要性を強調する。野党間で話し合って候補者調整をするのではなく、“予備選”で決めるべきというのがかねてからの持論だ。次期衆院選からみれば今回の補選はまさに予備選であり、その結果に従って候補者を一本化すべしと言う。

過去二度の政権交代で中心的役割を果たした立憲の小沢一郎氏は、橋下氏の予備選論にも賛同している。今年1月1日に私邸で開いた新年会において、野党の結束に「私情は禁物」と、次のように語った。

「私は常に、政治に私情をまじえてはならないと言ってきた。(立憲には)維新が嫌いとか自分の選挙にとってどうとか色々あると思うし、維新の方も立憲と一緒にやりたくないという気持ちを持っている人も大勢いると思うが、そんなことを言っていたのでは、いつまでも自民党のおごり高ぶった腐敗政治を許していくことになる」

橋下氏や小沢氏は、野党勢力が統一候補を出さなければ政権交代は実現できないという自明の理を前提にしているのだが、馬場代表は自民党と二大政党を形成し単独で政権奪取をめざすかのごとく現実離れした言説を吐いてきた。

衆院補選の結果で目覚めたのかと思ったら、立憲批判は相も変わらずで、政権交代への意気込みが全く感じられない。

あくまで自民党の補完勢力として野党を分断し、自公政権を継続させたうえで連立入りしようとしているのではないかと疑ってしまうほどである。

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