元国税OBが教える「税務署泣かせの新戦法(2)」敵の敵は味方!天敵の“反税団体”民商を利用して調査官を黙らせろ

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税務調査も恐る恐る。「税務署の態度」が180度変わる

民主商工会というのは、ざっくり言えば、共産党系の商工事業者の団体です。

別に共産党支持じゃなくても、加入することはできます。

この民主商工会では税務、記帳指導、申告相談なども行ってくれます。

そして、この民主商工会の大きな特徴は「税務署に敵対的」なことです。

税務署のやり方、特に税務調査などに対して、敏感に反応し、日常的に税務署への抗議活動などを行っています。

税務署側の人たちは「反税団体」などと呼び、警戒しています。

民主商工会に加入している事業者に対しては、税務署も慎重な調査をすることが多いのです。

普通の事業者であれば、高圧的でルーズな調査をして追徴税を稼ぐようなこともありますが、民主商工会の事業者に対しては、税務署も相当に構えて丁寧な調査を行います。

下手なことをすれば、徹底的につつかれるからです。

だから税務署と徹底的に争いたいというような人にとっては、もってこいの団体だといえます。

税務調査で税務署員からひどい目にあった、納得のいかない方法で追徴税を課せられている、などのときには、この民主商工会に駆け込むと効果的な場合もあります。

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