さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。
スペイン語を話せるようになったら、理論上、自分がコミュニケーションを取れる相手が約5億人増える
「その国に興味があること」「その国を好きであること」は、上達を早める一番の推進力
アラビア語は、まず、知識層が書き言葉や公的なスピーチで使う標準アラビア語と、一般の人々が話し言葉として使うアラビア語に大きく分かれます。その上、同じアラビア語を公用語とする国でも、たとえばサウジアラビアで話されているアラビア語と、エジプトで話されているアラビア語は違います
インドネシア語を学び始めて驚いたのは、言語としての構造のシンプルさです。たとえば、次のような特徴があります。
・動詞の活用がない
・多くの言語にある「女性名詞と男性名詞の区別」がない
・文字は英語のアルファベットと同じ
・発音はローマ字読みでOK
言語そのものだけではなく、言語を通じて見えてくる異国のあらゆる側面を知ると、そこで暮らす人々の存在が何だか身近に感じられてくる
「ネット情報の6割は英語」と言われており、日本語で書かれている情報と比べると、英語で書かれている情報は約28倍にも上る
実践から入り、「ルール」は後から覚える
「先にフレーズを蓄積して会話力の素地を作ってから、自然に文法を学んでいく」
Pimsleurは、「聴く」「話す」「理解する」に特化したアプリです。1レッスン30分間×30レッスン--1日1レッスンとすると約1ヵ月で言語の音に慣れ、発音と文法を無理なく身につけることができる優れたツールです
Assimilは、ストーリーを読みながら文法や頻出フレーズを学べる教材
Google翻訳の音声認識機能をオンにして、「聴き取れなかった文章」の意味を調べることもできます
なるべくリスニング、スピーキング、リーディングを1つのツールで学べること
「赤ちゃんが母語を習得する」方法で学ぶ
「実用的なフレーズ」をストックする
「学びやすい順序」を意識して、先に学ぶ言語を選ぶのもひとつの方法
多言語話者になりたい方には、必読の内容です。
著者が習得した各語学の特徴、学ぶメリットも書かれているので、これから外国語を選択しようと考えている人にも、特におすすめできる一冊です。
ぜひ読んでみてください。
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