日本を欺いたNHKの嘘にネット大荒れ。国内ではミサイル、海外では衛星と報道…ダブスタ大本営発表に #NHK解約運動 が加速中

2024.06.06
by 東山ドレミ
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「NHK解約運動」がSNSで加速している。「スマホ受信料」の件かと思いきや、それだけではない。先月28日のJアラート発令をめぐり、NHKが悪質な“大本営発表”を行ったと批判されているのだ。

NHK「令和の大本営発表」に怒りの声

先月28日の夜10時46分、北朝鮮から「ミサイル」が発射されたとしてJアラートが発令された。だがこの「ミサイル」は実際には、北朝鮮が事前に打ち上げを予告していた人工衛星にすぎなかった。

それをよく知る人々の反応は冷ややかで、ネットでは「危機感を煽って政権支持率をアップさせるための無駄なJアラート」との指摘も。この夜、国民の怒りの矛先が、北朝鮮よりもむしろ日本政府と自民党に向けられたことは弊サイトでも既報のとおりだ。

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そんな“茶番劇”からもうすぐ10日になるが、いまだ人々の心には怒りと疑念が渦巻いたままのようだ。とりわけ、NHKに対する批判の声はネット上で増加の一途をたどっている。

「あの日、NHKは国内向けに“ミサイル”が発射されたと危機を煽っておきながら、海外向け英語ニュースでは“衛星”が打ち上げられたと報じていたんです。このこと自体はJアラート直後から指摘されていたのですが、その“ダブスタぶり”が広く拡散。ここにきて、NHKが大炎上する異常事態となりました」(ネットメディア編集デスク)

この件をSNSや掲示板で調べると、

《またNHKがフェイクニュースを流したか。もう組織として解体するしかないな》

《大本営発表に受信料なんてびた一文も払いたくないんだが》

《NHKって絶対に「持ってるだけでスマホ受信料」も狙ってるよな》

《NHKは自民党の犬。いや自民党がNHKの犬か》

《こいつら誰の受信料で好き勝手してやがるんです?》

など、NHKに対する“辛口のご意見”が乱れ飛んでいる状況だ。

NHKはいかに嘘をついたのか?

Xで最もよく閲覧されたのは、おそらく山崎雅弘氏(戦史/紛争史研究家)の投稿だろう。前回記事のラストでも紹介したのだが、あらためてわかりやすく引用する。このような冷静な指摘が拡散されることで、「“大本営発表”の片棒を担いだNHK」が批判の矢面に立たされることになったわけだ。

NHKは、国内向けには「政府大本営発表」をそのまま踏襲して「ミサイル」と報じつつ、海外向け英語ニュースでは現実に即して「サテライト(衛星)」と報道。

これ意味わかりますか?

NHKと自民党政府は、日本国民に戦時意識を持たせるためにウソで危機感を煽っているんです。

先の編集デスクが見解を述べる。

「ニュース報道において、(1)人工衛星、(2)『人工衛星』、(3)ミサイル、(4)『ミサイル』は、それぞれ意味が異なる表現です。(1)や(3)が客観的な事実として物体を特定しているのに対して、カギカッコ付きの(2)や(4)は“相手はそう称しているけど、こっちはそうは思ってないからね?”という意味あいになる。それを踏まえて今回の一連の報道をみると、NHKはことばの微妙なニュアンスや日本語と英語の違いを“悪用”して、嘘は報道していませんと言い訳できるギリギリのところで視聴者をミスリードしたように感じられますね」(同)

とはいえ、嘘はついていないとNHKに開き直られて納得できる視聴者は少ないだろう。「NHK解約運動」が加速するのも無理からぬところだ。

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