幻の駄菓子屋ゲーセン『ばっちゃん』は本当に実在したのか?1プレイ20円、マリオではなくマサオ…昭和の小学生を魅了した尼崎の社交場

2024.06.07
by 東山ドレミ
 

『ばっちゃん』情報募集中

MAG2NEWS編集部では、今回ご紹介した尼崎市の駄菓子屋ゲーセン『ばっちゃん』に関する情報を募集している。心当たりがある方は、Xへのリプライなどでお知らせいただきたい。寄せられた情報はAさんにお伝えするとともに、この記事にも追記という形で反映したい。

最後に、今回話を聞いたAさんにとっての「思い出のゲーセン」を聞いておいた。アーケードゲーム全盛期を知るゲーマー同士なら行動範囲がかぶっている可能性もある。『ばっちゃん』探しの手がかりになるかもしれない。

●ばっちゃん(兵庫県尼崎市)
今回の記事で紹介したAさん幻の駄菓子屋ゲーセン。自分以外でこの店に行ったことがある人をさがしている。尼崎市立立花小学校近辺に存在したと思われるが、いつの間にかアパートごと取り壊されてしまった

●塚口さんさんタウン 3番館6階 憩いのまち内のゲーセン(兵庫県尼崎市)
今回の記事でAさんが“浮気”したデパート系ゲーセン。阪急塚口駅前。屋上にも別のゲームコーナーがあったそうだ。2017年11月に解体され現在は高層マンションになっている模様

●ゲームイン六甲(兵庫県神戸市)
『バーチャファイター2』の時代に、Aさんが阪急六甲駅近くに住むゲーム友達とよく通ったゲーセン。阪神大震災で友達が神戸から引っ越したのを機に行かなくなってしまったという。震災後も改装して営業していたようだが現在は閉店

●百又(大阪府大阪市)
阪急梅田駅すぐにあった大規模ゲームセンター。Aさんは格ゲーのほか『ビートマニア』シリーズをプレイ。「得意のsuper highwayが高難易度曲扱いだった3rdMIXではかなりイキっていた」ものの「最近の音ゲーにはついていけず加齢を実感する」とのこと。現在は閉店。「百又ビル」から「イースクエア茶屋町」にリニューアルされたようだ

●フェラーリ(大阪府大阪市)
『バーチャファイター3』の時代にAさんが足繁く通った、恵美須町駅でんでんタウンにあったゲーセン。1プレイ10円という価格破壊で多くの関西格闘ゲーマーが集った。そのかわり冷房の効きが非常に悪く夏場は汗臭かったらしい。現在は閉店

●ゲームスポット21(東京都新宿区)
新宿西口に存在したバーチャリシーズのメッカ的ゲームセンター。新宿ジャッキー、ブンブン丸、池袋サラ、キャサ夫など有名プレイヤーが多数出入りし、Aさんも学生時代に「10円のフェラーリで腕を磨いてから、腕試しで何度か遠征しました」という。2021年1月に惜しまれつつ閉店

●ナムコプレイシティキャロット巣鴨店(東京都豊島区)
アーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』のハイスコア集計店にしてゲーマーの聖地だったナムコ直営店。Aさんは社会人になって上京した際、記念に一度だけ訪れたという。現在も「namco巣鴨店」として健在のようだ

image by: Ato ARAKI from Tokyo, Japan, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

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