人生を幸せに生きるための方法の中で、理解されないもの。それっていったい何なのでしょうか?無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさんは、その筆頭である「自分を客観視する」ということについて詳しく語っています。
客観視ができないと幸せになれないよ
人生を幸せに生きるための方法を16年書き続けていますが、その中で理解されないことの筆頭に挙げられるのが、
- 自己を客観視することの効能
なんですね。
なぜこれが難しいのかというと、多くの人(正確に言えば幸せになれない人全員ですが)は、感情が物事の尺度、評価基準、求めるモノになっているからです。つまり、この世で体験することを、感情というフィルターを通して受け取っているということです。それがポジティブな感情であれば、例えば、給料が増えた!嬉しい!なら問題ないんですが、
- 会社をクビになった!悲しい!悔しい!
だと、この人の未来は非常に暗いモノになるわけです。
「会社をクビになった」はタダの現象であって、イベントですよね。そこに、悲しい、悔しいという感情のラベルを貼って、評価する、しかもこの場合の感情は、負の感情ですから、そこから生み出されるのはネガティブな未来に決まっています。
この時に、感情のラベルを貼らずに、「会社をクビになった」という事実だけを受け取ることが、自己の客観視となります。事実に良いも、悪いもなく、タダの事実、それだけのことだと考え感情でこれを評価しないのです。そうすると何が起こるのかというと、この事実を淡々と評価、検証できるようになるんです。例えば、
▼ 会社の業績が良くないからリストラが必要だったんだな
▼ 私は部長と折り合いが悪かったから選ばれたんだな
▼ 私の客観的な実績はどうなのかというと・・・
▼ 私のスキルと実績を必要とする会社はどこかというと・・・
▼ 私の年収って業界、業種的にどのレベルなのかというと・・・
▼ この中で業績が伸びている会社はどこかな
▼ これからどういうスキルを付けるのが良いのかな
▼ 次の会社で上層部と折り合いが悪くならないようにするためには・・・
みたいなことができるようになるんです。しかし感情で評価してしまうと、
- とにかく悲しくて、悔しいんです!!
というところで思考が停止してしまうんですね。
これ、どちらが幸せな未来に行けそうですかね?