時間内にこなせる仕事量じゃないし残業手当ゼロ。爆発寸前な私のメンタルをどう処理すればいいの?

 

「声をかけるたびに(AやBに)逃げられる」ということは、バタバタしているときに「ごめん、今これお願いできる?」みたいなその場しのぎ的な指示をしているのではないでしょうか?だからAもBもぬるっと逃げるのです。それを、もう少し明確に、その場ではなくてあらかじめやってもらう業務として指示しておけば逃げることはできません。

そしてCにもDにも成長してもらわなくてはなりません。いつまでもあなたが「世話しなきゃ」と思っていたら、彼女たちの職業的自立も阻んでしまいます。

爆発しそうなほど真面目に仕事に取り組んで、引き受けて、悩んできたあなたは立派です。でも爆発しちゃったら、それが全部パァになっちゃう。

30代のあなたがこれから学ぶのは、「一生懸命」に加えて「リーダーとしての適切な立ち回り」かもしれません。それは、「なんでもかんでも全部背負うこと」でも「部下を甘やかすこと」でも「爆発して自滅すること」でもなく、「部下が100パーセント以上のパフォーマンスを発揮できるような、働きがいを感じられる場づくり」ではないでしょうか。

応援してます。

この記事の著者・永藤かおるさんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

永藤かおるこの著者の記事一覧

有限会社ヒューマン・ギルド 取締役研修部長 公認心理師(登録番号: 29160号) 。日本アドラー・カウンセラー協会認定シニア・アドラー・カウンセラー。日本アンガーマネジメント協会認定 アンガーマネジメント・ファシリテーター 平成元年 三菱電機株式会社 入社。その後、ビジネス誌編集、語学専門学校専任教師など、20年以上にわたるビジネス経験を経て、自身が働く中で壁に当たった際に出会ったアドラー心理学を修得。 現在、日本におけるアドラー心理学の一大拠点であるヒューマン・ギルドにて、アドラー心理学研修講師(企業・自治体、教育機関、個人等)、カウンセリング、書籍執筆などを担当。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ― 』

【著者】 永藤かおる 【月額】 ¥440/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第2金曜日・第4金曜日

print
いま読まれてます

  • 時間内にこなせる仕事量じゃないし残業手当ゼロ。爆発寸前な私のメンタルをどう処理すればいいの?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け