Snow Man ラウールの味方はどこに消えた?観客が集まらない『赤羽骨子のボディガード』広告代理店関係者が語る「空席の理由」

2024.08.11
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映画『赤羽骨子のボディガード』の観客動員が予想外の大苦戦。人気アイドルグループ『Snow Man』のラウール(21)がアクションに初挑戦した話題作にもかかわらず、いったいなぜ…?映画関係者も首を捻るこの“怪現象”の裏事情を、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。

映画観客動員“期待外れ”はラウールのせい、ではない?

『SnowMan』のラウール主演、『赤羽骨子のボディガード』の思わぬ空席の多さに、映画関係者は首を捻っているようですね…「ラウールってこんなに人気が無かったとは…」と。

『赤羽~』は、『週刊少年マガジン』に連載されている漫画の劇場版で、固定ファンも多く、何より『SnowMan』ラウールがアクションに初挑戦ということで話題になっていた作品です。

土屋太鳳が今までに見せたことのない、銀色の短髪と眼帯姿で“男として育てられた娘であり、刺客”を演じ、ラウールと本気のアクション対決も見せているのですが、キャストが舞台挨拶に登場した以外の劇場での観客は…実に淋しい限りのようです。

公開から3日間の観客動員数は約13万7,000人で、興行収入は約1億8,500万円でしたが、2021年7月公開の、ラウールの映画初主演作品『ハニーレモンソーダ』は約18万1,000人、約2億3,600万円ですから、単純に数字的には約2割強落ち込んでしまったことがわかります。

また『赤羽~』、『ハニー~』は同じ『松竹』が配給会社ですが、同じ『松竹』で『SnowMan』メンバーの主演映画といえば、2022年7月公開の岩本照『モエカレはオレンジ色』があります。

この作品の同じ3日間の観客動員数は約18万人、興収は約2億4,000万円でしたから、やはり『赤羽~』の数字は寂しく感じてしまいます

特に『松竹』は、最終興収約28億円にもなった『わたしの幸せな結婚』の配給会社『東宝』が作り上げた目黒蓮♡今田美桜の最強コンビに追いつき・追い越せと、ラウール♡出口夏希のキャスティングを決めたと噂されていますから、私が独自に予想した最終興収6億円が当たってしまったなら…ガックリでしょうね。

相手役のキャスティング・ミス? 大手広告代理店関係者の指摘

大手広告代理店関係者とこんな話をしていたら、彼の口から盛んに漏れてきたのは、ラウールの相手役のキャスティング・ミスという言葉でした。

出口夏希は今、絶賛売り出し中の女優のひとりですが、一部芸能関係者の間では“数字(視聴率)を持っていない女優”と解釈している輩もいるのです。

そのきっかけは、今年4月期の『ブルーモーメント』の低視聴率でした。

山下智久が5年ぶりの民放連続ドラマの主演で、共演者には『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司ですから、否が応でも期待させられるというこのドラマでしたが、平均視聴率が6%台後半で終わってしまったのです。

そしてこのドラマのクレジットの番手には出口の名前が…。

『赤羽~』のプロデューサーはあるインタビューで――

「皆さんが『もっと観たい』と声を上げて応援いただければ、個人的には期待に応えられるように、面白い作品を作っていきたい」「作品を続けられる機会をいただけるのであれば、非常に光栄です」

と、大変控え目ではありますが答えています。

今週末から突入するお盆休みに観客動員数が増えれば、このプロデューサーもホッと胸を撫で下ろせそうですが…。

ラウールと出口が、今後モデルと役者のどちらに活躍の場を選択するのかはわかりませんが、お互いに更に大きくなって再共演なんて話が実現すれば、その時こそ…と期待しつつ、待つ事にしましょうか。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

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