ついに日本人男子児童が中国で襲撃され死亡。それでも謝罪せぬ習近平政権に日本政府が取るべき対応

 

憎んでいるフリをしていた日本に移住してくる中国の人々

中国国内で日本人が狙われている一方で、日本に移住する中国人が増えているというニュースもあります。その理由はいくつかありますが、日本への移住を決めるのは富裕層だけでなく、中間層や若者まで幅広い層の人々だということです。

富裕層と若者の国外脱出が止まらない中国、移住先に日本が選ばれる当然の理由

中国国内にいる人々は、中国政府に媚びを売るため日本人を威嚇し、辱めることに腐心し、そうしたことに疲れた人々は中国を脱出し、憎んでいるフリをしていた日本に住んで、日本にある中国人ネットワークの中で言論の自由を謳歌するわけです。

こうした中国人の振る舞いに対して、日本政府はもっと毅然とした態度で挑むべきです。中国政府に対して邦人の安全確保の申し入れを行ったと報道にはありますが、中国政府は中国内で起こった事件については、あくまでも偶然の事故であって、邦人を狙い撃ちしたものではないと公言しています。

謝罪の意を表することは一切なく、図々しくも、どの国においてもこうした偶然の事故はあると平然と言ってのけています。これに対して日本政府は、特に抗議するわけでもなく、「安全確保の申し入れ」をするだけです。日本は甘く見られているとしか思えません。

一方で、中国政府から敵視されている台湾の頼清徳総統は、中国の覇権主義について次のように発言しています。

「中国が台湾を併呑しようとしているのは領土保全のためではない。もしそうなら、なぜ愛琿(あいぐん)条約でロシアに占有された土地を取り戻さないのか」。頼氏は台湾のテレビ局のインタビューで「中国は世界秩序を改変し自らの覇権を実現しようとしている」と訴えた。

米欧に対抗するため戦略的な協力を深めている中露にとって、領土紛争の歴史はデリケートな問題だ。帝政ロシアは清朝が第二次アヘン戦争で英仏に敗北を重ねたのに乗じ、1858年の愛琿条約でアムール川(黒竜江)以北の60万平方キロ余りを割譲させ、2年後の北京条約ではウスリー川以東の40万平方キロ超を得た。現在も中国ではロシアから領土を「不法に奪われた」との認識が一般的だ。

「なぜ中国はロシア占領の土地を取り戻さない」 台湾総統の発言に露ハッカーが「報復」

この発言によって、台湾は中国にロシアの領地を取り返せとたきつけたとして、ロシアのハッカー集団が怒り、台湾を標的にしたハッキングを何件か行ったとありますが、頼清徳総統の中国を恐れず毅然とした態度は、見ていて胸がすく思いです。

日本政府も頼総督に学び、このような毅然とした態度を取って欲しいものです。折しもまさに今、自民党内で総裁選が行われている最中です。中国にどのような態度で挑む人物なのかを争点の一つとして、総理大臣となる人物をしっかりと見極めて欲しいものです。

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