なぜ変化がある時には、たとえ昇進でも「うつ」に気を付けるべきなのか?

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うつになる原因ってネガティブだったり悪いことだけだとおもっていませんか?実は、そうではないのです。『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は良い変化だったとしても「うつ」になることはあるとしています。

人間は「良い変化」でもうつになる!

こんにちは、ゆうきゆうです。元気でお過ごしでしょうか?

うつになる原因といえば「悪いこと」や「ネガティブな変化」が多いものです。

しかし意外にも、「良い変化」でもうつになりえます。

たとえば妊娠・結婚・出産・昇進・入学などなど…。

普通に見たら「それは幸せだろう」と思うような変化であっても、うつになる人が多いのです。

これはハタから良いことに見えても、本人にとっては、たとえば「責任」が生じることだったり、または良いことに見えても「もっとこっちの方が良かったのでは…?」と思うようなことだったりするからです。

どんな良い変化でも、変化は変化。簡単には元に戻れません。

一度生まれた赤ちゃんが、二度と子宮に戻れないように、世の中の大半の変化は「不可逆」です。

よってそれがポジティブであれネガティブであれ「本当にここに進んで良かったのだろうか…」と、気持ちにのしかかってしまうリスクがあるわけです。

ですので、誰かが何か大きな変化があったときに、「幸せだねぇ」で終えるのではなく、よくよくどんな気分か観察してあげるのも重要かもしれません。

何にせよ、すべての変化は「うつ」の原因になりえます。

だからといって、「何の変化もない」のは、確かにストレスにはなりえないかもしれませんが、それはそれでどんどん人生が狭まってしまうリスクもあります。

変化は苦しみではありますが、その苦しみを体験してこそ、得られるものもたくさんあるはず。

うつを恐れず、ストレスを恐れず、変化をしていくことが大切とも言えます。

今回の話、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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