加藤紘一の母親の葬儀に出席した森山裕氏は「タカを捕るハト派」か?

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石破総理のもと新たな体制となった自民党、その幹事長である森山裕氏とはどのような人物なのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、著者で辛口評論家として知られる佐高信さんが彼の「中身」を語っています。

石破山か石森山か

『ZAITEN』でやっている「佐高信の賛否両論」という対談で自民党の議員や元議員には片っ端から登場を断られてきた。

一匹狼を自負しているらしい村上誠一郎や護憲派の古賀誠、さらには野田聖子までノーだった。

唯一、イエスと言って実現したのが石破である。

向こう見ずなのか、よく知らなかったのか、印象は悪くなかった。向こうもそうだったようだが、やはりボンボンであることは否めない。

そこで幹事長にした森山裕をどうコントロールするかである。

つまり、石破の主導する石破山なのか、森山の方が実権を握っていて、石破は飾りにすぎない石森山なのか、ということになる。

現在のところ、いきなり解散になって、石破が言っていた論議してからはどこかへ飛んでしまったから、石森山なのだろう。

では、森山とはどういう人物なのか。田中(角栄)派の大番頭だった二階堂進の後を継いだ森山をよく知る平野貞夫に尋ねると、一言、彼は漢方薬療法だよ、と言った。

つまり、外科手術はしないということである。

しかし自民党は、いま、それでは病いを治せない重病人ではないのか。危篤なのに漢方薬ではどうしようもないだろう。

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