■仕込みにいくらかかっているのか
月間で430万円かかっていました。年間だと5,160万円になります。
これが上記のように人件費率1.2倍になるなら、
月間:516万円(負担86万円)
年間:6,192万円(負担1,032万円)
これを何も考えずに動かない。それほど危険なことはないですよね。
今後もこのブランドの店舗数が増えるので、
・採用難
・人件費増
・店内仕込みの質のブレ
ここを見越して早めの行動に着手です。
■まず調べたことやったこと
上記の通りアイテム数は40種類。それの仕込み人件費が多い順に並び替え。
そして、
・製造を機械化できるか?
・機械化したものを冷凍できるか?
これでリスト化。
色んなメーカーさんに声をかけて頂き、最適なものを調べて頂きました。
■改善される金額
仕込みトータルで430万円。そのうち「約190万円」が機械化・冷凍か可能に。
それによって商品別での圧縮時間から、工場化による製造労務費を算出。
店内仕込:190万円
工場仕込:26万円
差額 :164万円
かなり圧縮される事がわかりました。これが圧縮率13.92%になる訳です。
仕込みトータルで見ると、
現状:430万円
今後:266万円(差額164万円)
こうなるのでこれは十分に投資すべき案件だ!となった訳です。
■ちゃんと美味しい?
ただ不安なのが美味しく無くなる問題。これは何度も何度も何度も繰り返し、美味しさの再現性を高められました。
既製品化では味わいに差別化ができないので、そこはオリジナルにしていく。ただ適切な機械・冷凍にしていく。
このプロセスはひたすらに改善の繰り返しですーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年10月28日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com