※本記事は2023年10月7日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by アンザイ サヤ
秋が深まり、根菜やキノコがおいしい季節。温野菜にするのが好きなのですが、蒸すのがちょっと手間に感じることがあります。
「そういえば、3COINSで話題になっているアイテムがあったような……？」と、ふと思い出して、購入してみました。
見た目は平凡な保存容器ですが……
3COINS(スリーコインズ)「温野菜メーカー」330円（税込）
3COINS（スリーコインズ）でベストセラーになっている「温野菜メーカー」です。まさに求めていたアイテム！
でも、ほかの温野菜メーカーを使ったことがありますが、加熱ムラができてうまくいかなかった経験が……。
“ベストセラーアイテム”なら、きっと何かが違うはず！ と期待しながら、さっそく使ってみました。
野菜を切ってレンチンするだけ！
まずは食べやすい大きさに好みの野菜をカットして入れます。野菜から水分がでるので、水を入れなくてOK。
蓋をして電子レンジで加熱します。説明書によると、さつまいもの温めは600Wで約2分30秒。温めに一番時間がかかりそうな野菜を基準に、足りなければ追加していくのが良いそうです。
最終的に4分温め、蓋を開けてみたら……
熱々の湯気でレンズが曇ってしまいました。おいしそうないい香り！
しっとり蒸し上がっています。重なっているところも加熱ムラがありません。
実は、容器とザルの二重構造になっているんです。底が5mm程度高くなっているので、野菜に水分がついてベチャっとすることがありません。
隙間から蒸気も対流するのか、加熱ムラもありませんでした。
ザルを外してみると、野菜から出た水分がこんなに！
おかげで、さつまいももホクホク、甘い〜！ 塩をちょっと付けるだけでおいしい！
食べすぎてしまいそうなので、粗熱が取れたところで冷蔵庫へ。このまま保存できるのもいいですね。
野菜以外も蒸してみよう
商品名こそ「温野菜メーカー」ですが、簡易的な蒸し器のようです。
ということで、冷凍しておいたおにぎりを解凍してみたら、しっとりモチモチ！ 炊き立てのごはんを握ったよう！
チルドの肉まんも、ふわっふわのホカホカに。蓋で蒸気を逃さず、余計な水分は底に落ちるので、蒸し器で温めるのと遜色がありません。
もちろん冷凍タイプも温められます。
蒸し器以外の使い方もできるかな？
「ザルが底に触れない」仕組みだと知ったときに、試してみたかったのが「ヨーグルトの水切り」です。キッチンペーパーを敷いてヨーグルトを入れ、一晩冷蔵庫へ。
ザルを外してみると、ホエー（ヨーグルトの上澄み）が底に落ちていました。
しっかり水切りされていて、濃厚で舌触りがなめらかなヨーグルトになっていました！
他にも、少量の野菜を洗ったときに水切りカゴとしても使うことができます。
豆腐の水切りにも打ってつけでした。豆腐を入れたら蓋をして冷蔵庫に入れておくだけ。こちらも、しっかり水切りができていました。
温野菜をつくる目的で買いましたが、想像以上に使い道がたくさんあって330円以上の価値を感じています。ベストセラーなのも納得だなぁ。
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提供元：ROOMIE