なぜ、コロナ禍の前よりも「おせち市場」が急拡大したのか?

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日本の新年といえばおせち。飲食業もみなさんも、在庫を残さないように対策を練っているのではないでしょうか。外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんは、今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』の中で、コロナ禍で急拡大したおせち市場の内情とこれからおせちに取り組むお店へアドバイスしています。

今から年末までにやっておきたいおせち対策

今年も後1ヶ月くらいになりました。おせち市場もいよいよ最後の販促です。

在庫を残して年末着地にならないため、最低限これやりたいねという内容をまとめておきました。

■改めておせちの市場

コロナ禍前には約600億円だったおせち。それが2024年度は843億円。

本当に急拡大しました。反動減で前年比で見ると98.5%でしたが、元旦だけのイベントで凄い規模になりました。

■おせち市場が伸びた理由

食品メーカーの本気。これに尽きると思います。

確かにコロナ禍で参入プレーヤーは増えました。ではそこが「全て手作りか?」と言われると決してそうではないですよね。

1.OEM商品

2.PB商品

3.手作りと既製品ミックス

4.手作りとPBミックス

5.完全手作り

基本的にはこのようになってきますが、5.完全手作りのお店はかなり少数派。

多くの店がOEMやPBや既製品に頼れるだけのおせちアイテムの選択肢が広がった。

それのおかげでおせち参入しやすくなった。これがやはり最も大きな要因であり、食品メーカーの取り組みのおかげです。

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