斎藤知事、狭まる包囲網。「SNS監修、PR会社に依頼」支援者が証言…稲村候補を苦しめたデマ、虚偽通報との関連を疑う声も

2024.12.20
by 東山ドレミ
 

折田氏は実績を「盛った」どころか「過少申告」していた可能性

斎藤知事の代理人弁護士は11月27日の記者会見で、「merchu」の折田氏がnoteで誇示した選挙運動の各種実績について、「盛っているか、盛っていないかについては、盛っておられる」として、折田氏の虚言だったと主張した。

だが実際には、折田氏は「盛っていた」どころか「過少申告」をしていた可能性が取沙汰されているという。先の政界ウォッチャーがいう。

「斉藤知事側のストーリーにしたがえば、折田さんは上昇志向と自己顕示欲に溢れた“承認欲求お化け”の、いわゆる“キラキラ系広報女子”だったということになります。ちょっと頭の弱いキラキラ女子が、何を勘違いしたか、自分の手柄を盛りに盛って自慢してしまったんです、と。でも、もちろんそんなの全部ウソなので、みなさんは信じないでくださいね――と言っているわけです。

折田さんのブログの文体やインスタの写真に、“キラキラ系”特有の濃厚な香りが漂っているのは事実なので、このように雑なストーリーでも押し通せると勘違いしたのかもしれません。

でも実は、非常に不自然なことが1つあるんですよ。それは、“自己顕示欲が強く、頭も悪い”はずの折田さんがnoteの中で、斎藤氏の支持者が集まる『チームさいとう公式LINE』などLINE系アカウントに関してのみ、グッと我慢して触れなかった点です」(前出の政界ウォッチャー)

だがそれは、折田氏にLINEまわりでの貢献がなかったから、単に「書けなかった」だけではないのか?

「もちろん、素直に考えればそうでしょう。ですが地元兵庫では、斎藤知事関連のLINEオープンチャット、LINEグループ周辺で、折田さんから見てさえ“一発アウト”とわかる“ダーティワーク”が行われていたのではないか、だからあえてnoteに『書かなかった』のだろう――とみる関係者が増えています。

というのも、10月上旬からの斎藤陣営の動き、ボランティア募集のタイミングや、各SNSアカウントのユーザー数推移などを振り返ると、LINEだけが独立して動いていたとは到底、考えられないからです。

折田さんは、X本人アカウント、X公式応援アカウント、Instagram本人アカウント、YouTube公式アカウントについて、noteで『全神経を研ぎ澄ましながら管理・監修』したと自慢し、Xのハッシュタグすら嬉々として解説していました。SNS選挙運動の中心にいたのはまず間違いなく、LINEに関しても少なくとも連携は取っていたはず。そのため、彼女ですらnoteに書いたらまずいとわかる、“ダーティワーク”の中身に注目が集まっているわけです」(前同)

稲村候補を苦しめたデマや虚偽通報との関連は気がかりだ。斎藤知事のウソをあばく次の“爆弾スクープ”は、やはりLINE関連になるのだろうか?

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image by: note – 折田 楓

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