キャバ嬢への「内偵調査」は“超ヤバい”?現役探偵が明かす“夜の聞き込み”の裏ワザ

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探偵の調査のひとつに、対象者への「聞き込み」というお仕事があります。直接聞き込みする場合に「リスクが低い場所」があるそうなのですが、一体どこなのでしょうか。メルマガ『探偵の視点』の著者で、“イケメン探偵”こと現役探偵の後藤啓佑さんが、情報収集の方法を具体的に教えています。

キャバクラ内偵

対象者への聞き込みが必要なシーンはいくつかありますが直接聞き込むのは非常にリスクを伴う行為です。

しかし、その中でもリスクが低い聞き込みシーンが1つあります。それは、対象者が夜のお店のキャストだった場合です。

それ絡みで特によくある依頼内容は依頼者の方が数百万円取られた(貸す、もしくは企業横領)から、相手の現状を把握したいというものです。

普通に浮気の相手方というパターンもありますが夜のお店が絡むとやはりお金関係のトラブルのほうが多くなる印象ですね。

そういった依頼の中には「対象者に○○の情報を聞き込む」というミッションが出てきます。

このミッションをやる場合、僕はたいてい2名でチームを組み、おちゃらけて場を和ませる係と、彼に振り回される係に分けます。だいたいは会社の先輩後輩の感じの設定ですね。

場を和ませながら、振り回される係の人間がちょっとずつ情報を収集する。キャストの視線はおちゃらけ係に向くので、情報を取る作業がかなり楽になるんですね。

情報は取り過ぎず、何故それを聞いたのかの理由までおちゃらけに回すことができれば、ほぼ警戒されることなくミッションを終えることができます。

僕がよくやる設定は仲間が先輩で、僕が後輩。コピー機などの事務用品の卸しの会社。出張で付近に来ていて、たまたまここに来たという設定。

先輩に場を盛り上げてもらい、僕が聞きだす。たまに先輩の愚痴も言いながら。相手もお店の愚痴を言ってくるようになれば勝ちです。愚痴の共有は、口を軽くさせるのです。

そうやって情報が取れれば、あとは楽しく飲んで終了。気の良い2人という印象だけでお店を離れられれば満点です。

こんな感じでやっていると、たまに内偵調査をしたことがあるお店に接待で連れていかれることがあります(笑)。

そんなときは、事前に職業だけは内緒にしておいてもらってます(笑)。

やり過ぎると危険ですね。。。

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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