現役探偵が注意喚起。配偶者を「モラハラ人間に“育てる”人の特徴」がヤバすぎる

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相手の尊厳を傷つけて精神的に追い詰めるモラルハラスメント。モラハラ夫やモラハラ妻などがたびたび話題にあがることもあり、知名度は上がっています。そんなモラハラを『育てる』人の特徴について、メルマガ『探偵の視点』の著者で、“イケメン探偵”こと現役探偵の後藤啓佑さんが語っています。

モラハラを「育てる」人のメッセージの特徴

使っている言葉を見れば、その人の内面を読み取るのは難しくありません。

僕自身、お客様と初めにやりとりする時などは、電話やメッセージでその人の特徴を掴み、どのように進めていけばお互いにやりやすいのかを見極めるタイミングを作っています。

自分が伝えたいことだけをとにかく伝えたい人は、全てを聞いてからでないとこちらの提案を聞くことはありませんし、自分に自信が無い方に対しては、しっかりと深くまでヒアリングしていかないと情報が来ません。

このように、探偵は「使っている言葉」から推測される人柄を元に、いかに円滑に進めていくかを見ることが多いんです。

そんな中で今回は、相手を“モラハラに育てる人”のメッセージの特徴をお伝えします。

そういった方のメッセージの特徴の1つとして真っ先にあげられるのが、メッセージに毎回“質問がない”という特徴です。

例えば、調査契約を結んだ後、まだ何も決めていない段階で連絡が来るとき。

普通のお客様であれば

「おそらく旦那は朝7時には家を出ると思います。平日のその時間に開始をお願いできますか?」

という文章なのに対し、その特徴を持つ方は、

「おそらく旦那は朝7時には家を出ると思います。。。」

こういったメッセージが来ます。

前者であれば、開始が可能かどうかの返答や、情報を元にもっと良い提案を送ったりできます。

しかし後者は、7時に出ることが「何なのか」わかりません。

明日調査してほしいのか、情報を投げてきただけなのか。

こういったメッセージが各所に来るので、パスを受け取ったほうは、ゼロから質問を複数作り、返信に頭を使うことになります。

ストーカー被害の相談では、普通は、

「Instagramに、家を背景に自撮りの投稿をしたんですけど、そこから家ってバレたりしますか?」

であるのに対し、

「Instagramにも自撮り載せてます。。。」

だったり。

料金の確認でも、普通は、

「10時間調査したらいくらになりますか?」

であるのに対し、

「貯金ほとんどないです。。。」

と、このような「質問の無い」メッセージを日常的に送っている方は、かなり危険。

臨床心理士の友人も言っていたのですが、このような構文を使う人は、配偶者を「モラハラ人間に育てる」人だそうです。

理由はなんとなく見えてきていると思いますが、こういったメッセージを度々受け取ると「何が言いたいの!?」と返してしまいそうになりますよね。

僕の場合は相手がお客様なのでなりにくいのですが、夫婦だったら危険ですよね。

段々と、数年かけて配偶者をモラハラ夫(妻)に育ててしまう。そして、イラついた配偶者は外にはけ口を求める…という悪循環。

周囲にこういう特徴の方がいらっしゃったら、モラハラ人間を増やす前に止めてあげてください!

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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