塾講師を25年続けてわかった「幸せな人生を送る人」に共通する3つのこと

 

あなたの子供が目標としている第一希望の大学に合格したいと、必死で努力し、本気で挑んでいる姿を見てあなたはどう感じるだろうか。

「どんなに頑張っても合格しなければ意味がない」と思うだろうか。もしそうだとしたら、合格が人生を幸せにするわけではないという事実をもう一度思い出してほしい。

おそらくその姿を見れば、心から応援したくなるだろう。

挑戦する勇気だけじゃない。自分の機嫌は自分で取れるいつも明るい人で、相手に対する敬意を忘れない優しさを持った人なら尚更だ。

自分の子供じゃなくても、そんな人が近くにいたらどこまでも応援したくなる。

望んだ「点数、成績、合格」を手にしても「あの人は応援したくない」と思われる人もいる。

思うようにいかないとすぐに機嫌が悪くなったり、自分に対する敬意を感じなかったり、本気で何かに挑むことをしない人だ。

そういう人はどれだけいい結果を重ねても、チャンスがやってこない。

誰もが自分の力で目標を達成しようとする。頑張れば自力で夢は実現できると思っている。いい結果を積み重ねれば自然と幸せになれると思っている。

ところが、どんな小さな目標の達成もたくさんの人の協力が必要だ。自力で実現できる夢など一つもない。夢はたくさんの人が助けてくれることで実現する。だからいい結果を積み重ねること以上に、たくさんの人が応援したくなる人になることの方が重要だ。

各分野で活躍している人たちは、「応援したくなる人」という点において共通しているのだーーー(『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』2025年3月21日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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1970年生まれ。2005年「賢者の書」で作家デビュー。「君と会えたから」「手紙屋」「また必ず会おうと誰もが言った」「運転者」など数々の作品が時代を超えて愛されるロングセラーとなり、国内累計95万部を超える。その影響力は国内だけにとどまらず、韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、ロシアなど世界各国で翻訳出版されている。人の心や世の中を独自の視点で観察し、「喜多川ワールド」と呼ばれる独特の言葉で表現するその文章は、読む人の心を暖かくし、価値観や人生を大きく変えると小学生から80代まで幅広い層に支持されている。

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