年商90億円の飲食店が「店舗仕込み人件費」を80.6%圧縮できたワケ

 

■こだわりは品質差別化になるのか

店内仕込みだからこそ、より美味しいものができる!

加工してから劣化が進むものはそうですよね。

鮮魚系やチルドの肉系だと、冷凍技術が進んだとは言え差が。

ただこちらの企業さんのブランドは「加工系」の肉製品。

その為、実際に食べ比べをしても

  • 冷凍かチルドか味の見極めがつかない
  • 手仕込みか機械か見極めがつかない

びっくりするくらい「わからない」という結論に。

そうなると自分達のこだわりが差別化にもならず

ただコスト増になる要因に。

「こだわり=品質差別化になる」

これがやっぱり前提。

そうならない部分は改善しようという話に。

■一括仕込みの利点

  • 機械化ができる
  • 冷凍ができる
  • 品質が落ちない

この条件があてはまるものを切り替えると、仕込み人件費が80.6%も圧縮される事に。

1.69%=8.75%×19.4%

これで人件費率が約7%改善。

物凄く大きいですよね。

しかもこちらは今後FC本部機能ももち、一気に店舗を拡大されます。

そうなると加盟店側は人件費率が18%のモデルで店舗運営が可能になってくる訳です。

人手不足の今、ここも優位性になります。

■一括仕込みのデメリット

緻密な計算が必要になります。

コストを最小にするためには、ーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年4月28日号より一部抜粋。続きはご登録の上4月のバックナンバーをご購入ください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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