なぜ「楽に金を稼ぐ方法などない」という神話を信じるのか?容姿・学歴・親ガチャ不問で「働かずにぶらぶら暮らす」方法

 

私の本質はもしかしたら配当株投資家だったのか?

私はコカコーラや、ペプシや、フィリップモリスや、エクソンモービルなどに投資し、その後は高配当ETF【VYM】に投資しているうちに、配当がやたらと大きくなった。

以前から保有していたフィリップモリスや、エクソンモービルはETF【VTI】をコアにする理由もあって売ったのだが、最近はマルボロをアメリカで製造しているアルトリア・グループ【MO】や、株価が下落して高配当になったシェブロン【CVX】を拾ったので、結局はタバコ企業と石油企業が私の手元に帰ってきた。

個人的に私はドラッグ企業が好きなので、他の投資家やヘッジファンドたちが敬遠するタバコ・アルコール企業への投資には抵抗がない。

それで、ラテンアメリカ最大のビール企業も持っているし、ロシアvsウクライナ戦争の勃発で大きく下落していた日本のタバコ企業も2000年に拾って持っている。これらの企業は、成熟しきっているのでどれも5%以上の高配当だ。

こういうのを保有して配当が次々と振り込まれるのを見ていると、私の本質はもしかしたら配当株投資家だったのではないかとすら思うようになってきている。

もっとも、私が配当株投資を意識するようになったのは、私のまわりで「日本の年金が心配だ」「老後が心配だ」「働けなくなったらどう生きていったらいいのか」と心配する人や、相談を持ちかけてくる人が増えたからでもある。

私自身が若い頃から働かなくてぶらぶら生きているわけで、それなら「働かずに生きる方法を聞くのなら最適の人間だ」と思われるようになったのかもしれない。

もちろん、年齢や環境でどうすればいいのかは個人個人で違ってくるのだが、基本的には「働かずに生きたいなら、とにかく配当株投資・高配当ETF投資を始めたほうがいい」と答えている。

自分が働きたくないのであれば、カネに働いてもらえばいい。単純な話だ。(次ページに続く)

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