小栗旬が胸を撫で下ろす?新作映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』の「ありがたい設定」ハリウッド再挑戦に英語の壁、でもバディ役との会話なら…

2025.05.25
 

小栗旬は本当に大丈夫?「FBI捜査官」とのコミュニケーションは当然英会話に

語学で苦い経験をした小栗、4年前の帰国後には「毎朝ほぼほぼ1時間、オンラインでアメリカで世話になった英語の先生と会話をし、いまでは1時間ぐらい世間話ができるようになった」と話していましたが、今もその努力は続けているのでしょうか…。

渡辺謙や真田広之の苦難の歴史を改めて紹介するまでもありませんが、ハリウッドで仕事ができるようになるレベルの英語をマスターするのは困難を極めます。

頭が良いとか、TOEFL、TOEICが高得点というのは、もちろん立派な、大事な勉強ですが、ハリウッドでのミーティングや撮影現場には大して関係のない資格だと言えるでしょう。

少々の留学経験があり、ロスでコーディネーターの仕事をしてきた私に言わせていただけるなら、「現場で使える語学」はセンスと感性です。センスがなければ、ハリウッドで仕事ができるる語学力の習得は永遠に不可能でしょう。

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『BLT』の設定は「東京の刑事」ですから基本は日本語でしょうが、派遣されたFBI捜査官とのコミュニケーションは当然英会話になるでしょう。

あの悔しい思いから約4年を経て、本作で小栗の成長が見られる…聞けるわけです。

社長業のほうが色々と難題を解決すべく忙しいところでしょうが、アメリカと日本が共同製作する『BLT』での“役者・Shun Oguri”として、『ゴジラvsコング』の現場を見返すぐらいの成長を期待したいと思っています。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

image by:厚生労働省, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

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