辛口評論家が「参政党の実態」を看破。ポピュリズム政治家たちの“半グレ以下”な裏側

 

安倍党参政派の梅村については、維新ウォッチャーの西谷文和が私との共著『お笑い維新劇場』(平凡社新書)で、こう批判している。

梅村は当時、維新の議員だったが、病気の治療も受けられずに名古屋の出入国在留管理局で亡くなったウィシュマに対して、2023年の国会審議で「ハンガー・ストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれない」と放言して問題になったのである。

追及されても「どこがデマなのか、根拠はある」などと開き直った。自民党安倍派で、ひめゆりに対する歴史ねじまげ発言で糾弾された西田昌司と同じく、まちがっても議員になってはいけない人なのだ。

梅村の場合は秘書もすさまじい。第1秘書だった成松圭太である。

成松は、コロナの最中に堺の友人宅で飲み会をし、ケンカになった。

それで午前2時ごろに再び車でその友人宅にやって来て、出て来た友人を轢き殺そうとしたのである。まさに殺人未遂だが、一度逮捕されながら、その友人が告訴しなかったので傷害罪に移行し、不起訴になった。

あるいは成松は「その筋の人」かとも思うが、西谷によれば、

「いや、大阪維新の会の府議会議員の娘婿です。成松にとっての義父である横倉廉幸は維新の重鎮で、松井一郎が頭が上がらない存在」だとか。

私は、自民党をヤクザとすれば維新は半グレだと言ってきたが、半グレの維新を出た梅村を拾う参政党は、では何と言えばいいのか。

とりあえず半グレ以下と言っておこうか。

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