生成AIの進化で「資格」はムダな時代へ。1年で市場が激変するAI社会に企業サイドが「即戦力」の有無を見抜く判断基準は?

 

人柄もますます大事になる!

前回のメルマガ、「vol.005 生成AIを使わないビジネスマンに訪れる地獄の未来」はご覧いただきましたか?

【関連】まだChatGPTを使わぬビジネスマンに訪れる地獄の未来。「AIに自分の仕事が奪われない自信」がある人ほど危ない現実

このメルマガの中で、けんすう氏が「性格の悪い人は淘汰されていく」と言ったことについて言及しましたが、これもまさに人柄について語っていますね!

そして、実は今回のニュース記事の中でもタリフィ氏は以下のように言っています。

Tarifi said people who want to thrive in the age of AI should develop social skills and empathy. This is because while the hard sciences can be learned, expertise at prompting and using AI involves “emotional attunement” and “good taste.”

翻訳
タリフィ氏は、AI時代に成功したいのであれば、社会的スキルと共感力を身につけるべきだと指摘した。なぜなら、理工系は学ぶことができる分野であるのに対し、AIを使いこなすには「感情的な調和」と「優れた審美眼」が必要になるからだ。

未来を見据えたとても深い金言だと思います。

仕事をする上での審美眼を磨こう

審美眼(しんびがん)とは、美を的確に見極める能力のことです。これだけ変化が激しい社会では、仕事に対する美意識が大事になります。その理由は、変化の激しさに耐え切れず、僕たちは時々、

  • 自分の仕事はいまどこに向かっているのか?
  • 自分の仕事は世の中の誰の役に立っているのか?
  • 自分が頑張ってやっと取得した資格はいったいなんだったのか?
  • 自分の仕事はお金のためだけにやっているのか?
  • いまの上司は、自分がなりたい未来の姿なのか?
  • あれ?そもそも自分はなぜ働いているのか?

このような自問自答をして精神的に苦しむ機会が増えるかもしれません。

そんなときに、今挙げた正解のない問いに対して、

「俺はこう思う!」
「俺の仕事スタイルはこれだ!」
「俺はこんな仲間としか一緒に仕事しないと決めている!」

と自分なりの美意識をもって仕事をしている人は輝いて見えます。

ぜひ今日のメルマガを読んで、「よし!自分なりの仕事をするときの美意識・ポリシーを磨こう!」と思った方は、ぜひこの本を読んでみてください。――(メルマガ『友村晋の「読むだけで年収が変わる!?」週刊メルマガ』より一部抜粋。友村さんが「ぜひこの本を読んでみてください」という「この本の書名を含む全文をお読みになりたい方は、ぜひこの機会にご登録の上、8月分のバックナンバーをお求め下さい)

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フューチャリスト(未来予測士)。米アマゾン本社の無人コンビニ、シリコンバレー、中国深セン、DXが進んでるエストニア、幸福度の高いフィンランドなど現地を訪問し、自ら「最新テクノロジー・ビジネス・学校教育現場」を学ぶ。

公式YouTube「2030年の未来予測チャンネル」は16万人超のフォロワーを誇る。著書「生成AIに仕事を奪われないために読む本」「2045 不都合な未来予測48」は、AIに代替されない仕事術の社員研修教材として多くの企業に利用される。

現在は、フィリピン→カリフォルニア移住を経て帰国。全国のビジネスマン・教職員向けに、ポスト生成AI時代を生き抜くためのスキルについて講演活動中。

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