止まらぬ解散の流れ。それでも当局の不当を訴える信者の哀れ
9月3日10時半から12時まで、文部科学省6階の第2講堂で「指定宗教法人の清算に係る指針検討会(第3回)」が開催された。そこで「指針案」(A4版9ページ)がまとめられた。10月5日までパブリックコメントが求められ、そのうえで大臣が「指針」を決定する。これで東京高裁が統一教会の解散を決定すれば、この指針に基づいて清算手続きが進んでいくことになる。おそらく10月から11月が予想される。
10月28日には安倍晋三銃撃事件で山上徹也被告の第1回公判が奈良地裁で開かれ、2026年1月ごろに判決言い渡しが行われる方向だ。いま教団信者たちは全国で解散は不当だとする集会を開いている。国会前や東京高裁前をはじめとして街頭でも行動を続けている。
しかし解散の流れは変わらない。70年の歴史でさまざまな社会問題を起こしてきた統一教会。韓国でも日本でも組織の激震が続く。
(本記事は有料メルマガ『有田芳生の「酔醒漫録」』2025年9月12日・19日号の一部抜粋です。旧統一教会や北朝鮮拉致問題を長きに渡り追い続けてきた有田さんだからこそ知りうる「内部情報」満載の記事をお読みになりたい方は、初月無料の定期購読にご登録の上お楽しみください。このほか、1ヶ月単位でバックナンバーもご購入いただけます)
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image by: Unification Church Hungary, CC0 1.0, via Wikimedia Commons









