トランプが「大嫌いなこと」と「大好きだった首脳」
2.反論しないこと
トランプさんは、「褒められること」が大好き。その一方で、「反論されること」が大嫌いです。
現在アメリカでは、大規模な反トランプデモが起きています。デモ参加者は、「王(トランプ)はいらない!」をスローガンに掲げている。これに対してトランプさんは、彼自身が戦闘機を操縦し、デモ隊に汚物を投下する動画を投稿しました。
● トランプ大統領“王冠かぶりデモ参加者を嘲笑” 反トランプデモにAI動画で反撃(2025年10月22日)
トランプは、反対する人たちとは、徹底的に戦うのです。
このことを知らなかったのがゼレンスキーです。ゼレンスキーは2月28日、トランプさんとバンスさんの前で、プーチンを非難した。「王」である自分に堂々と反論したゼレンスキーをトランプは許さず、大いに罵倒しました。
思い出してみよう。
● トランプ氏とゼレンスキー氏 激しい口論に 会談は決裂(2025年3月1日)
トランプさんとのつきあいは、誰もが「難しい」と感じるでしょう。しかし、ゼレンスキーも欧州の首脳たちも、二つの法則を理解するようになりました。それで、最近は、うまくつきあえるようになっています。
「二つの法則」とは。
- トランプさんをほめてほめてほめまくれ!
- 決して反論するな!
です。
では、世界はトランプさんの「言いなり」になるしかないのでしょうか?そうではありません。ほめてほめてほめまくり、トランプさんのいうことを一言も反論せずに、うなずきながら聞き続ける。その後に、「言いたいことをいえる機会」がめぐってくるのです。順番を間違えないようにすることが大事です。
3.安倍元総理の話をしよう!
高市さんとトランプさんの共通点は、「安倍さん」です。
トランプさんは、世界の首脳の中で安倍さんが一番好きでした。いまだに時々、「シンゾーは偉大だった」といっています。
高市さんは、トランプさんに、「トランプ大統領にお会いできるのを楽しみにしていました。トランプ大統領のことは、安倍総理からよく聞いていました。安倍総理は、トランプ大統領のことを心から愛し、尊敬していました。そして、安倍総理は、トランプ大統領との関係、アメリカとの関係を本当に大切にしていました。残念ながら安倍総理は亡くなられましたが、私が、師である安倍総理の意志を引き継ぎ、トランプ大統領、アメリカと最良の関係を築いていくことをお約束します」
などといえばいいでしょう。








