4 言葉を磨く習慣を身につける
最近のAIが非常に自然な文章を作成できるようになっている。
しかし、どれほど自然に見える言葉であっても、“その人らしさ、その人の温度感”までは表現できない。
営業の現場で契約を決めるのは、完璧に整った説明文ではなく、「この人の言葉だから心に響いた」というものだ。
例えば、顧客が不安を感じているときに「大丈夫です。私が最後まで責任を持ちます」と心を込めて伝える。
この一言の重みをAIが再現することはできない。
・商談後の一通のフォローメール
・定期的な声掛け
・ちょっとした気遣いの一言
これら一つひとつは小さな行動である。
しかし長期的に見れば信頼を生み、大きな成果を生み出す。
言葉を磨く習慣とは、単に語彙を増やすことではない。
お客様のことを考え、言葉に厚みを持たせることである。
これを習慣とできる営業スタッフは、時代を問わずお客様に選ばれる。
AIは営業を効率化し、営業スタッフの作業をサポートする。それは大いに使うべき。
しかし、AIに置き換えることのできない部分があるのも事実だ。
くれぐれもAIのいいなりになってはならない。使いこなしつつ、人間にしかできない習慣を徹底する。
その上で「聞く・信頼・振り返り・言葉」といった習慣を徹底する。
これを続けていれば今後も必ず勝ち残っていけるものだ。
■本日のポイント
・AIを活用する
・AIに使われるのではなく使いこなすと考える
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