高市早苗を推したのもトランプを選んだのも有権者。国の運命が“民度”で決まるという厳しい現実

 

慣例無視の発言で中国を怒らせたのは高市首相という事実

何ですか?この戦時中の大本営発表みたいな報じ方は?そもそもの話、これまでの慣例を無視して中国を怒らせる内政干渉的な発言をしたのは高市首相なんですよ?その上、トットと謝罪して発言を撤回すればいいものを、国内のネトウヨ支持層に対してカッコつけるために意地を張り続けた結果、浜崎あゆみさんを始め数多くの日本人アーティストの中国公演やアニメイベントがカタッパシから中止に追い込まれて各方面が大損害。

それなのに、中国政府が日本への渡航自粛を発動すると、自民党のネットサポーターを総動員して「中国人など来なくても痛くも痒くもない」という空気づくり。パンダの返還が1カ月ほど前倒しになり、代わりのパンダの貸与が白紙化すると「パンダなんかいらない」という空気づくり。中国政府が日本へのレアアースの輸出を制限すると言えば、どこかの海底から泥をすくって来て「これからは国産のレアアースだ」などと強がる始末。メンツを潰されることを何よりの侮辱ととらえる中国に対して「火に油」を繰り返して来たのは高市首相なのです。

今回の批判についても、これまでの方針を180度転換して殺傷能力のある武器の輸出を認めるということは、日本もアメリカと同じ武器商人になって戦争ビジネスに参加するという意味なのですから、中国に限らず他国から「日本が軍事化を進めている」と批判されるのは当然のこと。それなのに、この報じ方って、まるで日本側には何の落ち度もないのに、中国側が一方的にイチャモンを付けて来ているというフレーバーじゃないですか?

いくら極右を売りにした人物が日本の首相になり、大義なき自己都合選挙で有権者を騙して多くの議席を手に入れたからと言っても、マスコミまでもが「右へ倣え」で報道の中立性を捨て去り、中国とのイザコザに油を注ぎ始めるなんて、まるで冷戦下じゃないですか。

そして、この日の「6時のニュース」で最後に報じられたのは「ミラノ五輪の日本選手団の解団式」についてでしたが、ここでもオリンピック憲章など完全に無視して「過去最多24個のメダルを獲得」を前面に押し出した「日本って凄い!」の大行進!もともとスポーツを政治利用しているオリンピックが大嫌いだったあたしは、さらに嫌いになりました。

さて、あたしにはどうしても理解できない選挙結果であり高市首相の支持率ですが、このニュースを聴いた翌日の2月27日(金)、文化放送『長野智子 アップデート』で、その理由の一端を垣間見ることができたのです。この日のレギュラーコメンテーターはフリーランスのジャーナリスト、畠山理仁(はたけやま みちよし)さんだったのですが、今回の衆院選について、とても興味深い報告があったのです。

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