高市早苗を推したのもトランプを選んだのも有権者。国の運命が“民度”で決まるという厳しい現実

 

「高市さんなら夫婦別姓をやってくれるだろう」の誤解

この日はまず、「選択的夫婦別姓」に強く反対する高市首相が、代替案として推し進める「旧姓併記」から「旧姓単独記載」について長野智子さんが新聞記事を紹介し、次のように振りました。
長野智子さん 「(前略)この旧姓単独記載の検討が進められています。主な目的は仕事上の不利益解消やキャリアの継続性確保、ということです。私は言いたいこといっぱいあるんですけど、どうですか?」

畠山理仁さん 「複雑になっちゃうんじゃないかって思うんですけど…」

長野さん 「おっしゃる通りだと思います」

畠山さん 「今回の選挙で、この課題を演説していた候補者がいたかどうか。選択的夫婦別姓については過去の政治姿勢などから、この候補は賛成派なのかな、反対派なのかな、慎重派なのかな、っていう主張は、だいたいの有権者の方は持っていたと思います。しかし、それを演説のメインにしていた人はそれほどいなかったので、大きな争点にはなりませんでした」

長野さん 「はい」

畠山さん 「ただ一方で、有権者の方に話を聞いて行く中で、高市さんが史上初の女性総理ということで、おそらく自分たちの気持ちも分かってくれるだろう、高市さんなら夫婦別姓をやってくれるだろうって、そういうふうに誤解してらっしゃる方にも出会いまして…」

長野さん 「出会いましたか!」

畠山さん 「はい、出会いました。これはちょっと大きな勘違いなので『有権者として情報収集能力が問われるんじゃないですか?』と申し上げたんですけど、けっこう『え!そうなんですか?』と驚かれる方もいらっしゃいました。全員ということではありませんが、僕はそういう方々にお会いしましたので、やっぱり政治家の過去の発言などをよく見ておくというのがすごく大事だなと、現場でいろんな声を聞いてて思いましたね」

長野さん 「そうでしたか」

畠山さん 「高市さんは、外側のイメージだとホントににこやかにされていて、女性の味方をしてくれるというイメージでね、ウチワを持って応援されている方もたくさんいらっしゃいましたけどね」

長野さん 「そうかあ…、やっぱり女性の総理だから女性に良い政策を優先してやってくれるんじゃないかと思いきや…って話ですね」

この畠山さんの報告から分かるように、今回の選挙で高市首相を支持して自民党に投票した有権者の中には、高市首相の政策を知らずにイメージだけで投票した人が一定数いたことになります。高市首相が「選択的夫婦別姓」に強く反対して来たことは、郵便ポストが赤いことやカラスが黒いことと同じくらい誰でも知ってる常識だと思っていたあたしは、あまりの民度の低さに開いた口が塞がらなくなってしまいました。

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