オレンジの皮、捨てていたことを後悔しちゃうかも。ホワイトデーにつくりたい「オランジェット」レシピ

2026.03.10
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※本記事は2023年2月8日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 松本日奈

料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回ご紹介するのは、フランス生まれのお菓子「オランジェット」です。

正直、手間はかかるけど、美味しくてついつくっちゃう

甘夏やオレンジなどの皮(ピール)の砂糖漬けに、チョコレートをコーティングした「オランジェット」。

柑橘の爽やかで甘酸っぱい香りとチョコレートの組み合わせが大好きで、よくつくるお菓子のひとつです。

オランジェット

自分でつくるようになると、その美味しさに「オレンジの皮を捨てていたなんて、もったいなかった」と思うはず。今回は甘夏でつくりましたが、皮が肉厚の柑橘ならどの種類でつくっても美味しくできます。

<材料(1人前>

  • オレンジや甘夏(無農薬やノーワックスのもの)…3〜4個
  • グラニュー糖…オレンジの皮の70%の量
  • チョコレート…200gほど
  • <つくり方>

    1. 甘夏を洗い、チーズおろし器を使って表面の皮を薄く削る。

    2. 皮に十文字の切り込みを入れてむく。

    3. 皮を0.5〜1cmの細切りにして鍋に入れ、たっぷりの水を加えて沸騰させる。沸騰したら一度湯を捨て、水を換えて再び沸騰させる。この作業を2回繰り返す。

    4. 鍋に再び水を入れ、皮が手でちぎれるくらいの柔らかさになるまで30分ほど煮る。

    5. ザルにあげ、もう一度たっぷりの水に浸ける。そのままひと晩おく。

    6. 皮の量を計り、その70%のグラニュー糖を用意する。

    7. 皮を鍋に入れ、グラニュー糖の半量を加えて中火にかける。

    8. グラニュー糖が溶けたら残りの半量も加えて、皮が透き通ってくるまで弱火で煮つめる。

    9. 火からおろしてよく冷ましたら、湯せんして溶かしたチョコレートにくぐらせて常温で固める。チョコレートは部分的につけてもOK。

    <ポイント>

    ・手順2…表皮の脂の部分はアクや苦味が多いので、ここを薄く削り落とすと、すっきりと色もきれいに仕上がります。

    ・手順3…何度か湯をゆでこぼす作業は、「おしるこ」の回にもご紹介した「渋切り」で、苦味やアクを取るためにおこないます。

    ・砂糖は白砂糖やきび砂糖でも構いません。私は優しい甘さが好きなのできび砂糖を使いますが、きれいなオレンジ色に仕上げたい場合はグラニュー糖がいいでしょう

    ・チョコレートはクーベルチュールチョコレート(製菓用)が使いやすいですが、市販の板チョコでももちろんできます。

    皮をむき、水を何度も換え、皮を煮たあとにひと晩おいて……正直、ささっとできるものではありません。

    でも、丁寧に時間をかけてつくるとその分ちゃんとおいしくなってくれるお菓子なので、「この時」とばかりに、せっかちな私もゆったりとした気持ちで向き合います。時には手間を惜しまずつくるのもいいものですよ

    もしオランジェットをつくるためにオレンジを買ったら、果肉の部分はそのまま食べるのはもちろん、ソースやサラダに使って料理のレパートリーを増やしてみてください。

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    提供元:ROOMIE

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