「狂人が米軍を破滅に導く」と解雇の元参謀長が警告。トランプ政権内で起きている“深刻な事態”

 

欧州の「アメリカとの決別」で確実となったNATOの解体

サウジはEUとの安全保障協定、ウクライナとの安全保障協定を矢継ぎ早に結び、米国との安全保障協定を破棄した。米国がサウジを有効に守れないことを理由にしている。湾岸諸国も同様な方向にシフトした。サウジは人民元とユーロ決済になるのであろう。

イランは、フランス、スイス、オーストリア、イタリア、スペインと秘密合意した。これらの国々は、米国軍に対する領空を閉鎖したことで、ホルムズ海峡を通る石油タンカーの通行を許可するものだ。クウェートにメローニ伊首相が乗り込み、ユーロ決済で輸入する契約を取っている。ということで、欧州も米国とは決別した。NATO解体が確実になった。

このため、トランプ氏は、無理でもホルムズ海峡を米軍が占領する必要になったのである。しかし、陸軍トップ層は、多くの犠牲が出ることが確実な戦闘に反対している。

この上陸作戦が行われると、ロシアのチェチェン軍はイランを支援して、イラン側で戦争に参戦するし、アフガンの民兵やイラクのPMF部隊、パキスタンのザイナビユーン民兵などのシーア派民兵がテヘランに集まっている。「終末論的なマフディー主義の死=最終戦争」とみなしているからだ。米軍の上陸作戦に準備をしている。

一方、イスラエルのアロー防空システムの迎撃ミサイルが枯渇して、イラン、イエメン、レバノンからミサイル、ロケット弾を防ぐ方法がなく、イランは大型ミサイルで、テルアビブの高層ビルを倒しているし、下水管を壊して、下水が地下シェルターに流れ、使えなくしている。そして、街は、とうとうガザ化した。イスラエルの迎撃ミサイル工場も数本のミサイルで完全に破壊した。迎撃ミサイルも生産できないことになっている。

イスラエルのネバティム空軍基地では、イランのミサイルで、F-35の半分が損傷大破しているという。徐々に、イスラエルの兵器が無くなっている。

レバノンに侵攻したイスラエル軍は、メルカバ戦車のドローン対策のためにAH-64アパッチ・ヘリを飛ばしているが、ヒズボラは肩撃ち式のロケットランチャーで、このヘリ15機を撃墜したようである。このため、レバノン侵攻も上手くいっていない。この状況で、イスラエル富裕層は海外に逃げ出している。

ウクライナ戦争のウクライナの戦術と同様な戦術をイラン、ヒズボラは取っているし、イスラエルと米国はロシアと同様な傲慢な戦術に終始して、墓穴を掘っているように感じる。

このようなイスラエルの苦境を見て、シリアのドゥルーズ派もゴラン高原の奪還に向けて、動き出した。

トルコもイスラエルがこの地域のガンであると宣言した。トルコはNATOの一角であるが、反イスラエルを明確にした。これにより、エゼキエル書の記述が完成した。

イラン革命防衛隊は、米空母「リンカーン」に数ドローンが着弾して大破したという。事実、空母リンカーンは、インド洋に退避している。その代わりに、応急修理した空母フォードを戦線に復帰させるという。

このような状況から、米情報機関の評価は「ドローン能力の約50%が現存」と認めた。完全に破壊したというトランプ氏の言葉は、何処から出たのであろうか?

とうとう、大統領筆頭補佐官スージー・ワイレスは、側近たちがトランプ氏に楽観的な見方を与え、「トランプが聞きたがっていることを伝えている」と懸念を表明し、米軍の損失やイラン軍の成功に関する報告、急落する支持率やガソリン価格の動向について、ボスに本当のことを伝えるように促した。

しかし、辞任を発表してわずか1時間後、米陸軍参謀総長ランディ・ジョージは「狂人が偉大なる米軍を破滅に導くだろう」という。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 「狂人が米軍を破滅に導く」と解雇の元参謀長が警告。トランプ政権内で起きている“深刻な事態”
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け