「米軍がイラン上陸なら台湾の半導体工場を破壊する」。習近平の脅しに怯むトランプと米国抜きの世界秩序構築に動く国際社会

 

停戦交渉成立でもネタニヤフに引きずられる可能性が残るトランプ

しかし、イスラエルのネタニアフ首相は、参加できない交渉を妨害するために、イラン攻撃を行う可能性があり、これに対して、パキスタン空軍は、戦闘機とAWACSの支援により、イランとペルシャ湾全域に「保護シールド」を構築し、イスラエルによるあらゆる不測の事態からイラン代表団を守った。

到着後、イラン国会議長ガリバーフは、交渉開始前にイスラエルのヒズボラ攻撃の中止とイランの凍結資産の解放を要求したが、即刻、イラン凍結資産70億ドルの解除が行われたが、イスラエルのヒズボラ攻撃中止はトランプ氏がネタニアフ首相に要求した。

この見返りに、ホルムズ海峡が解放されるはずが、機雷の位置が分からなくなり、解放できないとイラン革命防衛隊は表明した。ホルムズ海峡は解放されないままになっているが、米中央軍は「ホルムズ海峡」での「機雷除去任務」を開始し、複数の米海軍艦艇が11日にホルムズ海峡を通過した。この行動に革命防衛隊は攻撃するとの警告を出した。

イスラエルのネタニアフ首相は、トランプ氏に電話して戦争の続行を要求したが、現状の状況では戦争に勝てないし、中国とロシアがイランをバックアップしているので、このまま戦争を続けると、米国・イスラエル対中露イラン・トルコ連合軍との戦いになる可能性があり、世界的な核戦争に発展する可能性が出てきたことで、ネタニアフ首相の要求を蹴っている。

その上、中国がレアアースの輸出を止めただけで、米国兵器は製造できなくなり、米軍が上陸作戦を行えば、ロシアはチェチェン軍を送り込むという。そして、米国が上陸作戦を行えば、ロシアはウクライナ戦争でウクライナの条件での停戦を行うとプーチンからウクライナのブダノフ大統領府長官に電話があったとも言う。

それと、上陸作戦を行えば、中国は台湾進攻を始めて、台湾の半導体工場を潰すとトランプ氏を脅している。AI半導体が亡くなる危機でもある。米国は武器製造で脆弱である。

そして、第1回目の直接協議が終了した段階で、パキスタンでの交渉は行き詰まりに達したようで、イランは海峡の支配を維持し、通過船に通行料を課したいと望んでいる。一方、米国は共同管理を強く求めているが、イランはそれをきっぱり拒否している。しかし、決裂はしていない。交渉は続いている。

そして、ネタニアフ首相は、汚職の容疑で刑務所行きが確実であり戦争の継続を図っている。トランプ氏が要求するレバノンとの停戦交渉を拒否して、ヒズボラに対して空爆を続けている。

交渉成立時には、米国は助けないので孤立した状態での戦争への再突入となる。負けそうになった時は核兵器に頼る可能性が出てきた。まだ、戦争の推移は分からない。交渉成立でも、トランプ氏もネタニアフに引きずられる可能性もある。

そして、交渉不成立に備えて、米国は停戦中にもかかわらず中東へ米軍増派を継続し、第82空挺師団から約2,000人の兵士とともに、追加の戦闘機が同地域へ移動中であり、追加の海兵隊と海軍も同地域へ向かっている。

12日9時時点の情報であり、その後、状況に変化があるかもしれないので、X上の情報も見てほしい。

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