最近では、こんなケースがありました。
1.会社の決算は債務超過だが、取引先とのつきあいで買わされていた株式(取得簿価750万円)が高騰し、現在は5000万円相当になっている。これをもし売却したら、うちの会社の債務超過はたちまち解消されてしまう。
2.運輸業。10年前に銀行から1000万円借りて中古で買った観光バスが、1台余っているので売却しようとしたら、2500万円の査定が出た。
3.社長が15年前に4000万円で買った自宅マンション(ローン残2000万円)が、現在は7000万円近い価値がある。15年前は毎月10数万の住宅ローン返済にも四苦八苦して競売寸前の時期もあったが、手放さなくて良かった…。
4.製造業。ある機械装置を5年前に海外から3500万円で購入して(もちろん借金で)、当時はコンサルから過剰投資だと説教されたものだが、円安や物価高騰により、今ではこの機械装置は1億円でも買えないほど価値が上がっている。この機械装置があるおかげで、うちの会社は生産性が向上し、地元の製造業の中で競争優位に立てている。
経営改善計画を策定する際にも、昨今のこういった状況を鑑みて、過去に長く続いたデフレの価値観を要所要所で捨てる必要性を感じています。
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