▼Netflixから学ぶ変化の時代の事業の進め方
実はNetflixですね、覚えていないかもしれないですが、最初はDVDの郵送モデルで始まったんですね。日本でも、 TSUTAYA さんとか、ぽすれんさんとかですね、いくつかの会社さんがやられてたんですけれども、DVDを店まで借りに行くのが、めんどくさい。
そういった方々に対して、DVDを郵送で貸してあげるので、専用の封筒で入れて返して。返したらまた次のDVDが借りれる。というモデルで始めたんですね。
ただ、Netflixのおもしろいところが、これが絶対の成功だ、って始めたわけじゃないんですよ。端的に言って、逃げて、DVDの郵送モデルを始めているんですね。
なぜなら、リアルな店舗が中心で、今の時代みたいにネットの回線も遅く、家でネットで映画が見れないというじだいでは、お店でDVDを借りるというのが、ビジネスの中心だったんですね。
そうすると、既に近所のいい場所に競合のレンタルビデオ屋さんがあると、なかなか新しいところは勝てないわけです。なので、Netflixはリアルの店舗からは逃げて、郵送モデルにしたんですね。
ただ、ここで彼らは気づくわけです。毎回DVDを借りるたびに課金をしていると、お客さんが借りてくれない。ということで、次に逃げたのが月額という場所なんですね。
月額にすることで、安定的な収入を得るようになった一方で、次に何に困ったか、というと、みんな人気のDVDを借りてしまって、すぐにDVDが借り切れになっちゃうんですよね。
そうすると、せっかく月額払っているのに、自分の観たいDVDを借りれないじゃないか。というクレームに見舞われるわけです。
ここからがおもしろくて、どうやって活路を見出したかというと、Netflixはじゃあ他に映画を観る楽しみがないかとユーザーに聞いたり、探し回ったわけです。
そうすると、非常におもしろいのが、月額で払うとなると、今までは本当に借りたいものしか借りない。っていうのから、月額払っているんだから、借りないと損。っていうふうになる人たちが、あらわれるんですね。
お気に入りの映画監督の映画を全て借りたりだとか、ある女優の作品をすべて観に行きたい。みたいな、非常にロングテールな細く長く全部観ていく。っていう、新しいDVDの借り方って“意味”を見つけるんですね。
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