ネガキャン動画やサナエトークン問題は「金曜から寝てない」で逃げ、参院では腰巾着オトコが茶番劇。高市早苗が国会で繰り広げる国民軽視

 

焼き魚から水産業への大脱線

江島潔「今回はフランスのG7でしたのでフランス料理が多かったんじゃないかと思いますが、私なんかが海外出張に行きますと、3日目ぐらいには醤油の味とかワサビの香りが恋しくなってしまいまして、帰国するとすぐに蕎麦屋や寿司屋に飛び込んで和食を食べるほうでありまして、特に焼き魚なんかを食べますと、ああ日本人で良かったなあとつくづく思う、そういう人間なんです。 総理は奈良県という海のない県でいらっしゃるので、それほど海との関係は、もしかしたらあるのかないのか分かりませんが、あの~、小学校ぐらいまで遡っていただいて、魚を煮たり焼いたり、あるいは三枚におろしたり、そういう調理をされたご経験はございますでしょうか?」

高市早苗「たしかに海なし県ですが、魚料理は好きです。で、料理に関して言いますと、魚を三枚におろすことは、できません。しかし、焼くことはできます。あの~、ですから~、サバの塩焼きですとか、それからホッケのひらいたやつ、それからシャケの切り身を焼くのはできます」

江島潔「やはり日本の特徴の1つというのが、四方が海にひらかれた海洋国だということでございまして、特にEEZの面積というと世界第6位という、まさしく大国なわけでございます。その結果として、太古から日本人というものは魚を食べる民族として、おそらく世界で最も魚を食べる民族の1つであります。その~、あの~、昔に比べて最近はいろいろ魚探とか装置が発展をしてしまいました結果、最大限に魚の資源を獲ることが可能になってしまって、天然資源というものは獲り尽くすぐらい獲れてしまう時代に突入しております」

江島潔「そういうことを背景にしまして、世界の水産業というのは地球規模で資源管理をする持続的漁業へとシフトが今行なわれているんですけども、残念なことに日本の水産政策は、まだ世界の大きな流れに遅れている点がございます。クロマグロにしましても関係各国と調整をしながら漁獲量を決めて行く。 根拠になるのは科学的資源量とかそういうのになるんですけども、日本がその辺の資源管理をきちんとやっていないと、国際会議の場でも発言力の信ぴょう性がなくなり、あんたのとこちゃんとやってないじゃない!という指摘も受けかねないわけであります」

江島潔「これはあの~、ぜひ、たとえば漁業は全部の国が衰退してるわけじゃなくて、欧米諸国、たとえばノルウェーとかアイスランドとか米国、こういう国は資源管理を徹底的に進めた結果、漁業収益が大幅に伸びているという国もあるわけです。あの~、ぜひ、日本もですね、水産業を担当する鈴木農水大臣にお伺いしたいんですが、日本も世界レベルの真の水産先進国へと持って行くご決意をぜひ聞かせていただければと思います」

オベンチャラは捕鯨にまで及ぶ

で、この質疑に対して、鈴木憲和農水大臣が官僚に書かせた作文を棒読みしてチャンチャン。そして、テーマは「捕鯨」へとスライドしました。しかし、これが新たなるオベンチャラへの布石だったのです。

江島潔「資源管理と言えば、最も厳密に行なっているのが捕鯨でございます。捕鯨に関しては何トンとかじゃなくて1頭2頭と頭数で管理をするという、他の漁業と比べても圧倒的にきちんと管理をしてるんですけども、一方で、まったく科学的根拠のない『クジラは賢い』だとか『人類の友だち』だとか、こういうことを言って捕鯨に反対する反捕鯨国というものが少なからずございます。日本は常に、そういう食文化があるとかないとか宗教観がどうだとか、そういうことを外して、科学に基づいて資源管理を主張しております」

江島潔「特に捕鯨に関して言いますと、国際捕鯨委員会、IWCという組織がありまして、それが本来ならきちんとした科学的管理をする組織だったんですけども、非常に無茶なことを言う反捕鯨国とのやりとりを通じて、日本は今、このIWCから脱退しております。しかし実際にはオブザーバーとして、資源量の報告は日本が唯一このIWCにしているという形態になっております」

江島潔「IWCには世界の80カ国ぐらい入っているんですが、そのうち4割は日本の味方なので、決して日本が孤立しているわけではございません。で、安倍総理もクジラ料理を大変こよなく愛していたのですけども、ぜひ高市総理にもですね、この科学に基づいた捕鯨産業というものをぜひ守っていただければと切なるお願いでございます」

はぁ?ここまで日本の捕鯨について専門的なことを述べて来たのに、どうして質問相手が鈴木農水大臣じゃなくて高市早苗なの?‥‥という疑問は、この先の展開を見れば氷解するでしょう。

高市早苗「まあ、クジラと言いますと、この委員会室にいらっしゃる皆さまの年代によるかと思いますが、私が小学生の時には給食のおかずでクジラが出ていて、それがすごく美味しくて、楽しみにしていました。大人になるにつれ、食べる機会がなくなって来て、東京に出て来た時にクジラ料理の専門店が1軒あって、そこで食べたのが最後だったかもしれません。あの~、本当に、この~、古来からの食文化でもあります。しっかりと資源の管理を大切に、科学的にしながら、文化を守って行けるといいなと考えております」

江島潔「そうなると、最後に食べられたのは相当前になると思いますが、ぜひ今度、とっても美味しいクジラ料理の店をご紹介申し上げますので、ぜひ召し上がっていただきたいと思います。え~、あの~、話題を変えましてですね‥‥」

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • ネガキャン動画やサナエトークン問題は「金曜から寝てない」で逃げ、参院では腰巾着オトコが茶番劇。高市早苗が国会で繰り広げる国民軽視
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け