アニメについては「アニメにおける女性の描写について、その性的対象化や幼少化(インファンティライゼーション)の観点から気になっています」
「メディアはアニメーターの厳しい労働環境という産業の側面に批判的ですか、それとも主に国家の威信のための宣伝機関として機能していますか?」など。
政治や経済では、「アベノミクスは日本経済にどのような影響を与えましたか?」
「日本の戦後政治の景観は憲法第9条に強く繋ぎ止められています。歴史的・政治的観点から、憲法改正をめぐる世論論争によって日本のジャーナリズムの進化はどのように形作られてきましたか?」
「積極的な紛争に関連する現代の地政学に対する日本の立場は何ですか?」など。
講義ではアニメに関する話で盛り上がる場面もあったが、その言質を見ると、大学生にとっては娯楽の領域を超えて日本社会や政治・経済までに思考を発展させている。
それはアニメの楽しみ方でもあるが、アニメを深く理解しようとし、そこから未来や社会を考えていることが頼もしい。
アニメの文化的価値はこのような学生の思いを受け止めて言葉を交わすことで構築されていくのだろう。
先の日印首脳会談ではAIへの対応に向けて首脳宣言を出している。
開発をめぐるエンジニアに関する協力は勿論、社会科学分野でのAIをめぐる倫理や責任についても議論をして平和なAI利用に向けて創造するのも急務の課題だ。
同じ世界の問題を解決するために、学生が深く考え、解決に向けて仕事をすることを支援し、その成長を助けるのが、私の役割だから、その一環として、日印で取り組める場所は作れないだろうか、と夢想している。
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