この時期、意識することの多い干支。子供たちにも興味を持ってもらいたいという親御さんも多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めしたいのが、メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』で紹介されている1冊。十二支はもとよりことわざも楽しみながら覚えられるすぐれもの絵本ですよ。
1年の始まりに読みたい絵本
こんにちは、子育て絵本アドバイザーの山口理加です。
年末と年始は、1年で一番干支を意識する時期ですよね。五行の陰陽十干と十二支を合わせた干支(かんし)は60通りです。
干支によって、時代の趨勢(すうせい)があるそうです。趨勢とは、時代や世の中の流れです。
今年は丙申(ひのえさる)。「丙」とは、「あきらか」や「つよい」という意味があります。「申」は「伸びる」という意味があります。
そのため、「丙申」の年は、「これまでやってきたことが形になっていく年」という「成長の年」になりそうです。
メールマガジンの読者の皆様お1人お1人が、それぞれのご成長をなさいますことを、心から願っています。
『十二支(じゅうにし)のことわざえほん』 高畠純 作
【あらすじ】
「窮鼠、猫を噛む」「馬の耳に念仏」「猿も木から落ちる」「猪突猛進」など、十二支の動物たちが登場することわざを紹介。
ユーモラスでセンスあふれるイラストが楽しい、読んで笑える、覚えてためになることわざ絵本。
(Amazonより)
子育てワンポイントアドバイス
ことわざというのは、「昔から人々の間で言い伝えられてきた、風刺、教訓、知識、などの内容の短い句」のことです。ことわざは、簡潔で覚えやすいので、細かい説明の代わりに使うことができます。
ことわざを使うと、説明や主張に説得力が増しますし、知的度がアップします。また、中学校や高校などの受験に、ことわざが出題されることもあります。ただ、学校などで勉強として、ことわざや意味を暗記するのはつまらないかもしれません。
私は、小さい頃からことわざに触れることで、想像力が育まれ、豊かな感性を持った人に成長できると、実感しています。だから、乳幼児期から絵本でことわざに触れることで、想像力、感性、語彙力を持ち、説得力のある説明や主張の出来る知的な人に育つように感じています。
さらに、この絵本を読むことで、お父さんやお母さんの知的度もアップすると思います。
この絵本を読むことで、
・お子さんの創造力、感性、語彙力が育まれます。
・お子さんが説得力のある主張ができる人に育つ可能性が高くなります。
・親子で知的度がアップします。
よろしければ、親子でお読みくださいね♪
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