突然肉が食べたくなる日、ありませんか? それは体が肉分を求めている証拠、というわけで迷わずガッツリいただきましょう。無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者でベテラン板前のgatugatuさんが誰でも簡単に作れる上に旨さ抜群、「スペアリブの豚テキ」のレシピを紹介してくださっています。
豪快! ガッツリ肉料理、スペアリブの豚テキ
gatugatuです。
「今日は、肉が食いてェんだよ! 肉が!」
了解です。そんなあなたにおすすめの豪快! 肉料理はコレです。
「スペアリブの豚テキ」
上品にナイフとフォークで食べる牛のステーキなんかではありません。下品にかぶりついて、ムシャぶりつくガッツリ食べられる肉料理です。
スペアリブは、骨付きのバラ肉です。魚も肉も同じ、骨が付いた肉で不味いものはありません。骨から旨味がジュルジュル出ます。加熱すれば、骨から旨味エキスが肉にしみ出します。
調理も簡単、フライパンでスペアリブを「ジュぅぅぅぅぅぅ」っと焼いて、【秘伝豚テキソース】をぶっかけるだけ。すぐできます。
軟らかい食感にするため肉に切り込みをたくさん入れます。繊維が断ち切られ噛みやすくなります。
余計な油分を使いません。「フライパンで焼く」時に欠かせない油類を入れません。スペアリブの脂分のみで焼きます。「脂肪分」カットです。
私が、和風創作居酒屋で働いていた時にメニューで出していた料理です。当時の肉料理の中でもよく売れていたので、旨さは、保証つきです。レシピをすぐに目撃してください!
【材料】
豚スペアリブ…4~5本(350g)
サラダ…適量
(サラダは、何でもいいです。写真のサラダはサラダホウレンソウとサニーレタス、玉ねぎ、赤パプリカを切って混ぜたものです)
塩、コショウ…少々
【秘伝豚テキソース】
濃口しょう油…7cc
みりん…7cc
酒…7cc
砂糖…3g
ケチャップ…3g
ウスターソース…15cc
おろしニンニク…2g(市販のチューブのものでOK)
1.豚スペアリブに切り込みを入れます。
身の付いてる方に、包丁で斜めに5mm間隔で骨に当るまで切り込みます。
しっかり切り込んで下さい。
綺麗なおしぼりなどをスペアリブの下において切ると作業しやすいです(この作業は、噛みやすくするためでもありますが、熱を早く通すためでもあります)。
2.豚スペアリブの側面両側に塩、こしょうを軽くふります。
3.ボウルに【秘伝豚テキソース】の調味料、ニンニクを合わせます。
砂糖が溶けるまでよく混ぜておきます。
4.フライパンを強火で熱します。
脂身の多そうなスペアリブを1本、フライパンになすり、脂分をぬり付けます。フライパン全体になすって下さい。
5.フライパンが熱くなったら、豚スペアリブの側面から焼きます。
両側面を強火で焼き、焼き色を付けます。
6.両側面に焼き色が付いたら、弱めの中火にします。
フタをして両面各3分づつ蒸し焼きにします(3分は目安です、大きさ、厚み、形で熱が通る時間は変わります)。
7.次に、身の部分(反ってる骨の反対側)を焼きます。
フタをして中火のまま、さらに1分焼きます。
焼いている間に、スペアリブを盛る大きめの皿にサラダを奥側に盛っておきます。
8.その後、身を上に向け、箸で中心部分の身をこじ開けます。
肉汁が出たらOK! 熱は通ってます。
血が出たら、まだ熱が通ってないのでフタをして再度1~2分焼いて熱を通してください(必要以上に焼くと噛めないくらい固くなります、加減してください)。
9.【秘伝豚テキソース】をぶち込みます。
スペアリブ全体にぶっかけます。
スペアリブをソースに絡めながら煮詰め、ソースがどろどろになったら出来上がりです!
豚テキソースがべっチョり付いたスペアリブに「照り」が出ていればバッチリです!
10.大皿の手前に、スペアリブを交互に立て掛けるように盛り付けます。
フライパンに残っている「豚テキソース」もぶっかけて完成です! (ゴムへらでフライパン内のソースを寄せ集めると残さず取れます)。
ソースがつかないように小皿にサラダを盛って大皿の中におくのも1つの方法です。
むしゃぶりつける豪快で食べ応えのある肉料理です!
豚スペアリブをフライパンで焼いて「秘伝豚テキソース」ぶっかけ絡めるだけ、簡単に作れます。
作ってみて下さい!