料理人が伝授。夏の風物詩そうめんを絶対に失敗せず茹でる方法

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夏になると食べたくなる、魅惑の麺料理そうめん。意外と茹でる火加減が難しかったり、いつも同じように食べていると飽きてしまうこともありますよね。そんなときは、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者でプロの料理人・gatugatu佐藤さんが教える「びっくり水」と「天津そうめん」に頼ってみてはいかがでしょうか?

さっぱり! ぶっかけ! 天津そうめん

そうめんを茹でるときの、火加減の調節って微調整が難しいので結構めんどくさいですよね。その、そうめんを茹でるとき、いちいち細かい火加減の調節をせずに、しかものびにくくできる、「簡単なそうめんのゆで方」をお教えします。

吹きこぼれないように……強すぎず沸騰がおさまらないように弱すぎず……・タイマーで時間も計って……ふきこぼれたりしたら、「あ~もうっ!」って感じでイライラすると思います。しかし、これを解消できる方法があります。

それは「びっくり水」です! そうめんを入れて沸騰してきたら吹きこぼれる前に”水”を入れるんです。水が入れば沸騰がおさまります。で、また沸騰してきたら”水”を入れる。これを「びっくり水」とか「差し水」といったりします。

この方法ですと、ずっと「強火」のままでゆでていれば良いので、火加減の調節なんかしなくていいのです。それにこの方法で茹でると、そうめんの芯まで均等に熱が通りやすくなります。「びっくり水」をしないで茹でたそうめんは芯が固いままで残りやすくなりますから、それを防ぐことができます。

「びっくり水」を3回繰り返してそうめんをゆでると、だいたい、いい茹で加減になります。時間にして約2~3分です。時間も計らなくていいので簡単にそうめんをゆでることができますよ。今回ご紹介するそうめんは、普通のそうめんではおもしろくないので、天津飯のような「天津そうめん」を紹介します!

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