ここ数年の間でよく耳にする言葉のひとつに「マウント」があります。本来は動物が自分の優位性を誇示するために馬乗りになることを指す言葉ですが、今やすっかり私たちの生活の中でも利用されるようになりました。あなたの周りでそんなマウントをとってくる人、いませんか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、ウザいことこの上ないマウントをとってくる人たちの撃退法を紹介しています。
マウント撃退
さて、本日はウザいこと限りなし!なマウントのお話。
よく聞くのは
・ママ友間
ですね。同じ年頃の子供を持つ親同士なので、いろいろ比較するタネがあってしまうわけです。その比較によって、子供の成長を見守れる側面もあるので、難しいですが。
マウントは、悪口を言うわけじゃないけど、自分より相手を見下す行為です。要は
・自分の方が優れている
ということをアピールしたいわけですよ。まあ、それだけ
・自分の方が優れていないかもしれない
と不安に思っているんでしょう。自明の事実をアピールする人はいません。アピールするってことは、自分で不安に感じているからです。他人を使って自分の不安を解消しているんですね。優越感に浸りたいんでしょう。面倒くせー( ̄∇ ̄)
なので、マウントする人たちは注意深く自分の優越感を満たしてくれそうな人にマウントするわけです。当然自分より優れていそうな人にはマウントしないし、自分のアピールを素直に聞いて優越感を満たすお手伝いをしてくれそうな人を嗅ぎ分けてマウントするわけです。
まあ、こうやって見てみると、つくづく
・マウントする側の問題
なんだよなあと思いますね。他人を使って優越感に浸り不安を解消しようとするわけですから。
なので、このマウント撃退の初手は、なんといっても
・逸らす
ですね。いわゆる、話題を変えるってヤツです。
・「ウチの子、〇〇大学に受かったの~」
→〇〇大って、御茶ノ水だっけ?駅のホームが怖いよね~
・「給料が40万しか上がらなくて辛いよ」
→それって40万シュケル?ひょっとしてトグログ?
・「2台目だけどマセラッティを買ったよ」
→ああ、マークが海王星みたいなヤツね!
みたいな( ̄∇ ̄;)強引でもなんでもいいので、相手の優越アピールの土俵に乗らず、こちらから別の土俵を差し出してしまうことです。同じ土俵に乗っていると、ツケ上がらせるだけですし、不快です。