趣味にハマって仕事どころではなくなる。しかも自分には小さな子どもがいる。これでいいのだろうか?と不安になった35歳の父親が相談相手として選んだのは、趣味のサーフィンを楽しみながら仕事もこなす『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江一石さんでした。永江さんは、「趣味とどう距離を置いたらいいか」との質問に、そんな必要はないとズバリ回答。ただし、相談者に子どもがいるということから、最低限の条件が一つあると伝えています。
どハマリしている趣味と距離を置くには
Question
いつもブログ見ております。35歳男です。自営である程度仕事がうまくいって余裕が出てきました。最近子供が生まれ子育てには精を出しているのですが、とある趣味にハマってしまいました。負けたくないという気持ちが人一倍強いので、その趣味で日本の上位を目指そうという気になってしまったのですが…、ただ、上位になったところでプロとしても稼ぐことは難しいのが現状です。
働き盛りの時期にこんなことしていてもいいのかなと思う気持ちもあるのですが、この趣味から抜けられません。仕事は一生安泰というものではありません。50くらいになった時にもっと仕事をしていればと後悔するのではという気持ちもあります。
永江様はサーフィンをやられているようですが、仮に35歳くらいで子供が出来て、そういった趣味にドはまりして、仕事はあまりせずに趣味に没頭することはどう思われるでしょうか。どのように距離を置くかご教授頂きたいです。
永江さんからの回答
いや、趣味にハマるのは悪いことじゃないので距離を置く必要はないでしょう。趣味を仕事の活力にし、うまく両立すればいいと思います。
わたしの友人でも大企業の部長をしながらサーフィンに没頭し、海に入ってから出社する人や、週末のスノーボードのため仕事に励む人など、趣味にどっぷりハマっている人はいます。趣味が仕事の目的になっているのも一つの生き方ですよね。
ただ、小さいお子さんがいるのに仕事を投げ出して趣味に走るのはアホです。当然ですが仕事は仕事でしっかりやって下さいw今の時代、どちらか一つではなく両立できますので。
それに、趣味が高じて仕事に発展することもあります。わたしも趣味のサーフィンがラヴサーフさんの仕事に繋がりましたし、過去には釣りが縁でボートエンジンメーカー、釣具メーカーの仕事をしたこともあります。負けず嫌いで日本上位を目指したいなら、趣味を副業にする手もあります。例えばブログを書いたりYou Tubeに本気で打ち込めばそこそこお金になるはず。
まとめると、趣味は趣味でとことんやればいいんです。趣味のために仕事をするのは全く悪いことではないですし、どちらか選ばなければいけないこともありません。仕事を疎かにさえしなければ、どんどん趣味を充実させたらいいと思います。
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