リアルもリモートも使いこなせない人は淘汰される。アフターコロナ時代に必須の「二軸フレームワーク」とは?

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コロナ禍で否応なく強制された3年間のデジタル移住。リアルが戻りつつある今、私たちは仮想空間で得た経験をどう活かし、リアルの強みをどう使い分ければいいのでしょうか。今回のメルマガ『尾原のアフターデジタル時代の成長論』では、著者の尾原和啓さんが、「みんなorひとり」「目的ありorなし」という二軸のフレームワークから、AIと相性の良い領域、リアルでしか得られない偶然の出会いや信頼の蓄積、そして見落とされがちな「自分らしさを取り戻す時間」の重要性を語ります。
※この記事は2023年7月23日の動画記事化したものです。

出会い・信頼・自分時間を再設計する「二軸フレームワーク」

仕事を捉える「二軸のフレームワーク」

「二軸のフレームワーク」という話をしていきたいと思います。

最近、仮想空間でのコミュニケーションにどれだけ僕たちが依存していたのかという話だったりとか、そこの中での関係性にどれだけ僕たちが自分たちの承認だったり存在感みたいなことを感じているかみたいなことが最近思えることだったりします。

一方で、ベンチャー界の中では、IVSというカンファレンスがあったんですけども、ここがやっぱりコロナからリアルを取り戻してから久しぶりにマスクなしに気兼ねなく会えるよねという空気の中での起業カンファレンスだったので、やっぱりみんなリアルで出会うことの凄さ、良さみたいなものをもう一度実感して、ものすごいソーシャル空間でよかったというコメントを上げているんですね。

そのときにふと思い出してほしいんですよ、僕たちはやっぱりコロナの中で仮想空間の中にバーチャルの中に強制移住をさせられてしまった。一方で、この3年間というものは僕たちは、否応なくデジタルの中で仕事をしていくことだったりとか、デジタルの中で人と関係性を深めていくってことがある種、強制訓練をされたわけですよね。

なのでリアルが戻ってからも、仮想空間ベース、リモートで働くことが、かなりの比率を占めるところもあれば、もう完全にリアルを取り戻してリモートでの働き方って、何だったのみたいなことがあって。 やっぱり本来もう一度考えるべきはここで、どういうふうにそれぞれの良さをハイブリッドしていくかという、せっかく僕たちは仮想空間を体験してきたので。それぞれの良さ、デメリットみたいなところを考えながら働いていくといいと思うんですね。

3年前に書いた「仮想空間シフト」という本の中で、どういうマトリックスで考えればいいかという二軸がこれなんですね。結局、仕事ってふたつの軸ですよね。

ひとつは、みんなでやることは何なんですか?ということと、ひとりでやるということもありますよね。あともうひとつは、やることって目的が決まってその目的に対してどうするというものもあれば、その目的が決まっていないんだけれど、一緒にいることだったり、ひとりでいることによって何かがたまっていくものがあります。

実はやっぱりリモートで言うと、圧倒的にみんなでDoするということに関しては、やっぱり僕も今日、こうやって発信しているというZoomだったりSlackだったり、Teamsだったりみたいなことがものすごい効率いいのです。

さらに言えば、ここって全ての目的に対する行動がデータとして溜まっていくから、ChatGPTとかのAIとめちゃくちゃ相性がいいわけですよね。

なので、ならば目的に対してデータがあるのなら、今ミーティングで話した議事録を要約しようだったりとか、お客さまとのミーティングの前にそのお客さまに関する商品情報を集めてきて、「次はこれを提案したらいかがですか?」みたいなところで、 やっぱりここは、むしろリアルを取り戻したとしても、あえてデジタル上で記録を残していくことによって、どんどんAIが先回りしてくれるという世界になるわけです。

さらに言えば、この一人で目的をやり切るというのもそうで、今まで僕たちは黙々とやっていた作業の中でどうしても、この報連相って呼ばれるような、今までは上司が何となく目の前で見てくれていたから、 暗黙の了解の中で進んでいたものみたいなものが、AIがあれば、そこの報告書みたいなものを適切にまとめてくれたりとか、場合によっては、「本当にこのタイミングで連絡しなきゃいけないよ」「相談しなきゃいけないよ」ということを、AIが察してくれるようになるわけですよね。

ただ一方で、僕たちって寂しん坊であり、忘れん坊であり、怠けん坊でもあるから、やっぱり誰かが目の前で見てくれているとか、誰かが横にいて一緒に並走してくれているみたいなことがあるからこそ、ひとりでやり切れるみたいなところもある。 こういった一緒に歩むからこそ、夢を見る力みたいなところがリアルを使っていったほうがいいし、一方でこういう報連相みたいなものはAIとのコラボレーションの中で効率的にやっていったほうがいい場所みたいなふうにアップデートされていくわけですよ。

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