【書評】35歳まで「やりたいこと」はやるな、得意なことを仕事にしろ

20151029
 

今回の「3分間書評」で取り上げるのは、飛ぶ鳥を落とす勢いのモブキャスト社長・藪考樹さんが著した1冊。メルマガ『毎日3分読書革命! 土井英司のビジネスブックマラソン』の著者が「起業家はぜひ読んでおきたい」とおススメする、その内容とは?

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バカの知恵』 藪考樹・著 プレジデント社

こんにちは、土井英司です。

以前、とある大御所経営者から、こんなアドバイスを頂きました。

「土井さん、事業というのは『』の要素がなくてはいけないよ」

「伸」というのは、もちろん「伸びる」という意味。つまり、どの事業で勝負するか考えた時、そこには何らかの伸びる要素がなければならないというのです。

確かに、アマゾンのジェフ・ベゾスはインターネットの可能性に賭けたわけですし、スティーブ・ジョブズもスマートフォンとそのネットワークに勝機を見出しました。やはり「」を見極めることは、ビジネス成功の鍵なのでしょう。

では、どうすれば伸びている事業を知ることができるのか?

それには、伸びている事業の経営者が書いた本を読むのが近道です。

そこでご紹介したいのが、モバイルコンテンツビジネスを手掛けるモブキャスト社長藪考樹さんが書いた「バカの知恵」。42歳にして2度の上場を経験した著者が、起業で成功するために必要な考え方を、エピソードを交えながら紹介した1冊です。著者自身の体験が色濃く出ている本で、その分だけ具体的に学べるのが特長です。さっそく、気になるポイントを見て行きましょう。

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