いざという時のために備えておきたい「災害時リスト」の作り方

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大きな災害に遭ってしまった時、まず大切なのは「自分の身を守る」ということですが、次に重要となってくるのは「元の生活を早く取り戻すこと」だと言うのは、無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さん。今回はそれを踏まえた「災害時リスト」の作り方を紹介しています。少し手間ではありますが、いざという時のために準備しておきましょう。

災害時の備えをする

我が家でも家の整理や情報整理を始めていますが、準備不足が多数発覚し、昨日は1日作業していました。作業内容は最後に記載します。

まず初めに、そもそも震災ってどの程度のスパンで発生しているの? ということをwiki先生に教えて頂いたので、まとめてみました。

近年起こった震度7、若しくはMj7以上の巨大災害の履歴ですが、下記リストは巨大地震のみです。震度5強程度に検索を広げるとこの5倍くらいの頻度で起こっています。

※規模は気象庁(Mj)、死者・行方不明者は「死者」として表記。

西暦1923~1950

  • 1923年:関東大震災 M7.9 最大震度6 死者14万2,800人
  • 1926年:北丹後地震 Mj7.3 最大震度6 死者2,925人
  • 1933年:昭和三陸地震 Mj8.1 最大震度5 死者3,064人
  • 1943年:鳥取地震 Mj7.2 最大震度6 死者1,083人
  • 1944年:東南海地震 Mj7.9 最大震度6 死者1,223人
  • 1946年:南海地震 Mj8.0 最大震度5 死者1,443人
  • 1948年:福井地震 Mj7.1 最大震度6 死者3,769人

西暦1995以降

  • 1995年:阪神・淡路大震災 Mj7.3 最大震度7 死者6,437人
  • 2000年:鳥取県西部地震 Mj7.3 最大震度6強
  • 2003年:十勝沖地震 Mj8.0 最大震度6弱 死者2人
  • 2004年:新潟県中越地震 Mj6.8 最大震度7 死者68人
  • 2007年:能登半島地震 Mj6.9 最大震度6強 死者1人
  • 2007年:新潟県中越沖地震 Mj6.8 最大震度7相当 死者15人
  • 2008年:茨城県沖地震 Mj7.0 震度5弱
  • 2008年:岩手・宮城内陸地震 Mj7.2 最大震度6強 死者23人
  • 2011年:三陸沖で地震 Mj7.3(Mw7.3) 最大震度5弱
  • 2011年:東日本大震災  Mj8.4 最大震度7 死者1万9,000人 以降余震関連M5以上:869回記録
  • 2011年以降:Mj7以上、震度5強~6弱は多数の為省略
  • 2015年:小笠原諸島西方沖地震 Mj8.1 震度5強
  • 2016年:熊本地震(前震) Mj6.5 震度7
  • 2016年:熊本地震(本震) Mj7.3 最大震度6強

というように、10年どころか5年も開かずに巨大地震は頻発しています。私の子供の頃のイメージって巨大地震はまれだったんですが、それは思い込みに過ぎなかったようですね。

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