なぜ日本人はそこまでして「いい人」を演じ続けようとするのか?

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米国公認会計士でフリー・キャピタリストの午堂登紀雄さんが様々なビジネステクニックや頭の使い方を紹介する、メルマガ『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』。今回は「最強の自由人になる方法」と題し、さまざまな思い込みから解放されてもっと楽に生きる方法を、午堂さんがとことんレクチャーします。これを読めば、日頃からどこか息苦しく感じていた人間関係の悩みから解放され、もっと自分一人の時間を大切にできますよ。

最強の自由人になる方法

この世で最も自由で自分らしく生きられる人とは、どのような人種なのか。

それは、普通の人が「恥ずかしい」「困った」「どうしよう」「不安で不安で」と感じることを、まったくそうは感じない人です。

たとえば何日も続けて同じ服を着ていても平気。頭ぼさぼさでも平気。パジャマでうろうろしても平気。スッピンでも平気。

自分の発言がその場を凍り付かせても平気。「バカじゃないの?」と言われても平気。

プレゼンがうまくいかなかくても平気。同僚の前で叱責されても平気。リストラされても平気・・・。

自分が発する言葉や行う行為の多くに対して、何をやっても恥ずかしいと思わなければ、「他人からこう思われたらどうしよう」という発想とも無縁です。

もちろんそれはなかなか難しいことではありますが、自分が感じる「恥ずかしい」のレベルが上がってくれば、それだけ周りの目を気にすることなく、自由に振る舞えます。

つまり、恥ずかしさに対してもっと鈍感になる恥ずかしさ不感症に感染することです。

それはどうすればいいかというと、物事や状況を「まあ、こういうこともあるさ」「なんとかなるさ」「これも人生、いろんなことがある」「そのくらい、失敗してもいいじゃん」「そんなに目くじら立てなくても」と切り替えることです。

私自身も、40歳を迎える直前くらいになって、ようやく恥ずかしさ不感症のレベルが上がってきました

それは、失敗や自分の未熟さ無能さをオープンにし、「それが僕なんですと言えるようになってきたということ。それは・・・

  • 会社を2つ潰すなど経営者としては無能だよ。
  • 社員はどんどん離れていったから、リーダーシップのかけらもないよ。
  • だから社員をたくさん雇うなんて考えないし、売上も何十億円とか狙わないよ。
  • 資産○億とか言われるけど、借金も○億円あるよ。
  • 稼いだお金は不動産に変え、現預金はほとんど持っていないよ。
  • 友達はほとんどいない引きこもりだよ。
  • 服装のセンスはダサいけど、ダサいままで商談や打ち合わせに行っているよ。
  • 美容院じゃなく1000円カットだよ。
  • 寝ぐせのついた頭のままでうろうろしているよ。
  • 有能に思われなくていいよ、お金持ちと思われなくていいよ。
  • 10人中9人が僕のことを嫌いでも、1人に愛されればいいよ。僕だってそんなにたくさん愛せないから。
  • 別に嫌われてたっていいよ。自分から他人を攻撃しなければ、何か危害を与えられるリスクも低いから。
  • 他人の期待に応えられなくてもいいよ。他人の期待がどうであろうと、自分ができることを精一杯やり、自分が納得できる取り組みをするだけだから。

そうやって素のままの自分をさらけ出せばそれに慣れます。それで離れていった人もいるかもしれないけど、むしろ親近感がわくと言ってくれる人もいる

そして周りも「あいつはああいうヤツだ」と思うようになる。

すると自分を大きく見せる必要も、見栄を張る必要もなくなり、自然体で生きることができる。だから今の私には「気を遣うという気苦労がほとんどなくなりました。

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