子供の成績が悪すぎて「どこから手をつけたら……」を解決する簡単な方法

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子を持つ親ならどうしても気になるのが、子どもの成績。ただ「苦手教科がある」ならまだしも、すべての教科がダメとなると、思わず頭を抱えちゃいますよね。……そんな困った子どもの成績を、どう改善させれば良いのか。1000人以上の子どもを指導したプロ家庭教師が、そんな子どもの成績を上げる秘策を、自身のメルマガで明かしています。

まずは1教科集中突破を。

「どこから手をつけたらいいのかわかりません。」

保護者の方からよくこのようなご相談をいただいています。

これはお子さんが全体的に成績がよくなかったり、勉強嫌いの場合に、お母様からよくいただくご相談内容のひとつです。

そこで、このコラムではご相談内容への回答のひとつを示したいと思います。

主要5教科の国語、英語、数学、理科、社会を中心に、子どもたちはたくさんの教科を同時並行で学習しています。

総じて全体的に成績がよくないと、どこから手をつけていいのかわかなくなりがちですよね。

本来なら、まんべんなく全体的に勉強して、すべての教科の成績があがっていくことが理想ですが、現実問題としてはなかなか難しいと思います。

そこで最初に考えること。それは「学習する教科を絞り込むこと」です。

複数の教科を全体的に学習するのではなく、まずは1教科のみに集中して学習するのが得策です。

お子さんの持てる力を全体に分散させるのではなく、お子さんの持てる力を1教科だけに集中させてしまうのです。

そうすることで、その教科については比較的成績が向上しやすくなります。

1教科だけを集中して取り組むことで、まずは成功体験を積ませてあげることができます。

成績が上がると、その教科を好きになったり、楽しくなることも多いですし、成功体験を積むことで他の教科にも希望が持て、今まで以上にがんばれるようになります。

中途半場に全体的に学習するのではなく、徹底的に1教科だけに集中して学習しましょう。それが秘訣です。

まとめると、「どこから手をつけたらいいのかわかりません。」ということでしたら、同時に複数教科を少しずつ上げていこうと考えるのではなくて、まずは1教科だけに集中して、その教科を一気に伸ばすことを考えましょう。

その後に、2教科目、3教科目とひとつずつ取り組みながら範囲を広げていきます。

これが基本セオリーです。

image by:Shutterstock

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