砂糖を入れても「ブラック」と呼べるのか?コーヒーのプロに聞いた

2017.06.12
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ブラックコーヒーと言えば砂糖もミルクも入れないものだと思っていましたが、海外ではブラックでも当たり前に砂糖を入れるんだとか。これが近年「砂糖入りでもブラックコーヒーと呼ぶのか」論争になっているようです。確かに日本の缶コーヒーにも「加糖ブラック」「微糖ブラック」なんてものもあるし、ブラックコーヒーのブラックとは何なのか? ブラックに定義はあるのか? コーヒーに落としたミルクのように、疑問が渦巻きます。

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このままではらちが明かないので、コーヒーのプロに疑問をぶつけてみよう。コーヒーと言えばUCC、ということで「UCC BLACK無糖」を発売しているUCCのマーケティング本部・ブランド開発部の紙谷雄志さん、そしてUCCコーヒーアカデミー講師の中平尚己さんに話を聞いてみました。

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UCCマーケティング本部・ブランド開発部の紙谷雄志さん。

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コーヒー鑑定士の資格を持つUCCコーヒーアカデミー講師・中平尚己さん。

ブラックコーヒーに砂糖を入れてもブラックコーヒーなのか?

──ズバリ、砂糖やシロップを入れていても「ブラックコーヒー」と言ってもいいのでしょうか?

中平尚己氏(以下、中平):これに関しては、条件により違いがあり、言い切りはできませんが、一般的には「ミルクが入っているかいないか」がブラックの定義であり、砂糖が入っていてもブラックコーヒーであるそうです。20170601_UCC_09

「ブラック=砂糖もミルクも入れない」は日本人だけ?

ブラックコーヒーの定義に反するのはミルクであり、砂糖だけが入る分にはブラックコーヒーと呼ばれることもあるということですね。コーヒー本来の色(ブラック)が変わらなければブラックコーヒーと呼んでもOK。「ブラックで、砂糖は2つ」といったオーダーも間違いではないようですよ。

しかし、逆に考えると「ブラック=砂糖もミルクも入れない」という認識があるのは我々日本人だけで、世界的に見ると何も入れずにそのまま楽しむブラックコーヒーは支持されていないのでしょうか? こちらに関しても疑問を投げかけてみました。

──完全に砂糖もミルクも入れないブラックコーヒーは海外ではあまり飲まれず、日本だけで飲まれているという説は本当なのでしょうか?

中平:いいえ、そうとは言い切れないですね。現状で言いますと、砂糖を入れないブラックコーヒーというのは世界中で飲まれているんですよ。たしかに昔のコーヒーは今と比べて焙煎が深いものが多くて、ミルクや砂糖を入れて飲むのが一般的でした。最近では、焙煎が浅めのものが増えてきて、コーヒー本来の香り・甘み・風味を楽しみたいという方々が増えています。海外でも砂糖やミルクを入れないブラックコーヒーは沢山飲まれているんです。

紙谷雄志氏(以下、紙谷):ただ、コーヒーが一般的に飲まれていない地域だと、ブラックではなく砂糖やミルクを入れて飲むのが主流でして、他にはコンデンスミルクを入れて飲むといった飲み方もあるんです。好みに合わせて飲まれていますよ。

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──しかし、コーヒーが、近年スッキリと飲みやすい味に変化してきたのはどういった経緯があったのでしょうか?

紙谷:どちらかといえば、近年のスッキリと飲みやすいコーヒーというのは缶コーヒー的な特徴なのかなと思います。コーヒーが苦くて飲めないというエントリー層でも、缶コーヒーならスッキリと飲めるという意見もあり、そのパイオニアが「UCC BLACK無糖」です。発売開始より、香り、コク、キレといった3つの要素のバランスを大事にしています。

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コーヒー本来のシンプルな味が求められている

──最近は缶コーヒーでも無糖のブラックを多く見かけるようになったイメージがあります。そういったところから「ブラック論争」が起こったのかもしれませんが、ブラック缶コーヒー自体のニーズというのは近年はどういった傾向があるのでしょうか?

紙谷:缶コーヒーとして、ブラックコーヒーの需要はかなり伸びていますね。コンビニの商品棚を見ていただいてもわかりますが、ブラックコーヒーの割合がだいぶ増えてきています。

中平健康志向というのもありますし、スペシャルティコーヒーというハイクオリティなコーヒー市場が育ち始めているといった所も大きいですね。砂糖やミルクを入れずにコーヒー本来の香り・甘み・風味を楽しみたいという方々、またはそういったコーヒーに憧れる方々というのも増えているので、ブラックコーヒーは昔に比べてかなり支持されています。コンビニのカウンターコーヒーの影響などもあり、これまでコーヒーを飲んでいなかった若い方々がコーヒーを飲むようになったのも大きいと思います。

紙谷:近年、各社の技術開発が進み、ショップのコーヒーの味わいや、本格的なレギュラーコーヒーの味わいを訴求するといった缶コーヒーも増えてきています。そうして、コーヒー全体の裾野が広がってきているのと同時に、缶コーヒーも自然と飲まれているという状態です。その中でも、ブラックコーヒーというのは加糖タイプよりも成長しているカテゴリーです。

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なぜ、UCCは「ブラック」にこだわるのか?

──1969年に世界で初めてミルク・砂糖入りの缶コーヒーを発売したUCCですが、なぜブラックタイプの缶コーヒーにチャレンジしたのでしょうか?

紙谷:開発前は、日本人の味覚が甘さを求める傾向が強く、缶コーヒーも砂糖やミルクの入ったものが主流でした。しかし、徐々に健康志向が高まり、甘さを抑えた製品や本格的な味わいを求めるニーズが増えてきました。このようなニーズの中、缶コーヒーのパイオニアとして、他社に先駆けてミルクも砂糖も入っていない本格的な味わいが求められるブラックタイプの缶コーヒーにチャレンジする必要がありました。香料を使わずに、コーヒー豆と水だけでいかに香りを高めるかという方法、つまり「豆の選定」、「ブレンド」、「焙煎」、「抽出」などの全ての工程でさまざまな試行錯誤を経て、「UCC BLACK無糖」を作り上げたと聞いています。

──「UCC BLACK無糖」は発売以来、味は変わっているのでしょうか?

紙谷:時代に合わせたチューニングはしているのですが、そこまで大きく変えてはいません。今年3月のリニューアルでは、抽出時間を長くしたのですが、大元のコンセプトは保ったままです。

──リニューアルされた抽出方法は何が違うのでしょうか?

紙谷:低温・中温・高温という3温度を経て抽出するといった独自の製法自体は変わらないのですが、「香り」をさらに高めたり、コーヒー全体の「コク」を引き出すために、抽出する時間帯を調整した「3温度ナチュラルドリップ製法」という製法を新たに採用しました。トータルでみると抽出時間が長くなり、より丁寧で、手間暇をかけることになりましたが、これまでの「UCC BLACK無糖」の香りやキレの良さといったところを保ちながら、香り立ちを強化することができました。

中平:「UCC BLACK無糖」は、コーヒー本来の香り立ちをいかに缶コーヒーで味わっていただくかという点に苦労していて、元々低温・中温・高温で抽出するという製法があった所に、さらに香りを高めるためのアプローチとして、抽出時間を長くとるといったことを行なったわけです。

紙谷:いかに香料を使わずにコーヒー本来の香りを引き出すかということに、やりがいを感じますね。

中平:コーヒー豆と水だけで作り上げているので、レギュラーコーヒー本来の味わいが缶コーヒーでも楽しめます。

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シンプルだからこそ、こだわりがある。BLACK無糖ならUCC

ここ数年、コーヒーは本当に私たちにとって身近な存在となりました。さまざまな味、さまざまなバリエーションが登場し、多くの人に楽しまれています。その中でもブラックコーヒーのニーズが高まっていることは確かです。

コーヒーはブラックでも加糖でも、好きなように飲めばいい。

でも、原材料はコーヒー豆と水だけで、純粋にコーヒー本来の香りとコクやキレを追求したという哲学的な挑戦をし続ける「UCC BLACK無糖」のこだわりは別格ですね。他の缶コーヒーにはない本物感がそこにはあります。

人気ロックバンドB’z とコラボした「UCC×B’zキャンペーン」

現在、その「UCC BLACK無糖」ではスペシャルなコラボレーションとして、人気ロックバンドB’z とコラボした「UCC×B’zキャンペーン」が6月1日からスタートしています。

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6月12日からオンエアの新TVCMではB’zが「UCC BLACK無糖」のために書き下ろした新曲「声明」を使用。また、UCCとB’zがコラボしたオリジナルグッズが当たる「グッズも当たる!【UCC×B’z】タイアップ曲ストリーミングWキャンペーン」がスタートしているんです。

キャンペーンに応募するためには

・UCC BLACK無糖 缶185g/190g
・UCC BLACK無糖 DEEP & RICH リキャップ缶275g(4缶パックは除く)
・UCC BLACK無糖 SMOOTH & CLEAR リキャップ缶375g
・UCC BLACK無糖 缶185g 6缶パック

に貼付されている応募シールを集めましょう。詳しいキャンペーン内容はこちらをどうぞ。

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B’zのコラボキャンペーンも魅力的ですが、キャンペーン抜きにしても、「UCC BLACK無糖」には価値があります。愛のままに、わがままに、味わう価値があるブラックなのです。UCCがこだわり続けているブラックコーヒーへの哲学、是非、味わってみてください。

取材・文/小暮ひさのり

PR:UCC上島珈琲

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