あの人、見た目はカッコイイのになんで彼氏ができないんだろう??そんな人ってよくいますよね。恋愛相談師マーチン先生によれば、原因のほとんどはその人の話し方にあるそうです。
上手な話し方を身につけよう
昨年から結婚紹介所のお仕事で、お見合いに立ち会うことが増えました。その際、僕は時々、パーティション越しに会話を聞いているのですが、なかなか、お話が上手にできない男性がいらっしゃるように思います。
先日、個人面談でも「彼女いない歴40年」の方がいらっしゃったのですが、同じような傾向がありました。
あっ! でも、この男性、結構カッコいいんですよ~☆どうして、これまで彼女ができなかったのか不思議です♪
というわけで、会話を上手にするコツについて、お話しましょう!
◆ わからない説明の特徴 ◆
お見合いの時……に限りませんね。
初対面の異性と話をするときに盛り上がりやすいのは、どんな話だと思いますか?
これ答えは、きっと仕事の話だと思います。
共通の趣味があれば、趣味でも盛り上がると思いますが、万人に対して盛り上がりやすいのは、仕事のお話でしょう。
で、先程の「イナイ歴40年」の男性に、僕が面談で聞いてみたのです。
「今、どんなお仕事をしているんですか?」
「えっと……製造業です」
「…………(^^;」
会話が上手でない人って、ほとんど皆、こんな返答をすると思いますーーーっ!
「製造業」とか言われても、全然イメージできませんよね。
つまり、これは会話になっていないのです!
会話=答えたらよいのではありません。
会話とは、「相手に意志や内容を伝える、方法の1つ」であり、それが伝わっていないなら、会話ができていないということなのです。
しかも、「どんなお仕事をしてるんですか?」なんて、これまでに少なくても100回は聞かれたことがあるでしょう。なのに、全員にこの答え方をしていた……ということになります。うん、「今すぐ変えねば!」ですよね。
なので、僕は突っ込みました。
「製造業って、何を作っていらっしゃるんですか?」
「ええっと……ヒーターです」
「…………(^^;」
何のヒーターなのか、これまた全然イメージできません。
これがお見合いだったら、相手の人はこれ以上突っ込むのが面倒くさいので、「あー、そうなんですか~」と話を合わせて、終わってしまうと思います。
これが、話が上手でない人が陥ってしまう失敗なのです。
僕はお仕事なので、更に突っ込みました。
「ヒーターって、どんなヒーターなんですか? 例えば、家につけるエアコンとか車のヒーターとか、色々あるじゃないですか?」
「ああ、工場に置くような大きなヒーターです」
「うわあ、それは本当にデカそうですね!」
「はい(笑) 大きな広い工場で、それを作ってるんです」
なるほど。これくらい話してくれると、「働いている姿」をイメージできますよね。これが目指す所なのです。
◆ 説明の仕方のコツ ◆
「自分がどんな仕事をしているのか」は、皆さん、簡潔に、上手に説明できるようになっておくと良いと思います。
NG例は、先程のように「製造業です」。他には「商社です」も意味不明すぎてシビれます☆
以前、「商社です」に対して突っ込んでみたところ、「ビル建設の際に使う、パイプとか、サッシとか、トイレの便器とか、そういうものを卸す仕事をしてるんです」ということでした。
「だったら、最初からそう言ってくれ~」と♪
自分の仕事についての説明は、誰に聞かれても同じ説明でOKです!ですので、これくらいは練習しておくと良いのです。
コツは「概要説明」から始めて、「細かな説明」に進めることです。
概要は「イメージができる」レベルで大きな枠のお話です。例えば、「公務員です」と言われても意味不明ですが、「教育委員会です」とか「市役所です」と言われたらイメージできます。
例にあるように、男性は「概要すぎて」意味がわからない説明が多く、女性は「いきなり細かすぎて、意味がわからーんっ!」という話が多いです。
あくまで傾向ですが、これも男女の差が表れていて面白い部分です♪
女性の例をあげますと「どんな仕事してるの?」に対して、「パソコンにデータ打ち込んで、それをチェックして、お客に納品しています」なんて話です。
どんな会社に勤めていて、何のデータを打ち込んで、何を納品しているのか、全然わかりませんよね。デスクワークをしていることはわかりますが、「働く姿」をイメージすることができないのです。
というわけで、例えばこの女性でしたら、
「どんな仕事してるの?」
「はい、今はトヨタの関連会社で働いてます」
「トヨタって、車のトヨタ?」
「はい、そこで今は、車の部品の品質管理をしてるんです」
「品質管理?」
「はい。部品の試験データが、どわーっと届きまして(笑) そのデータを入力して、統計を出して、チェックして。出来たデータ表を納品してるんです」
「ふわーっ。なんか、頭使いそうな仕事だね~」
「はい(笑)」
という感じで説明してくれると、イメージしやすいわけですね。
※この会話は全てフィクションですので、実際のものとは関係ありません。
見ての通り、大して難しくありません。話し方のパターンを1つ作っておけば、誰にでも同じ説明でいけますので、これから出会い探しをする人は、必ず押さえておきましょう☆
◆ テンションを合わせよう ◆
あと、会話がうまく進められないときの原因に、自分のテンションと、相手のそれが噛み合っていないことがあげられます。
「こんにちは~!青木と申します(^^)」
「あ、山田です」
「今日はお忙しいところ、お時間作って頂いてありがとうございます♪(^^)」
「あ……はい」
「今日、山田さんは、どちらからいらしたんですか?(^^;」
「横浜から……です」
「…………」 ←この辺りでお相手が疲れてきます。
このような感じでしょうか。
先日、ある女性と、こういう男性のお付き合いがありまして、しばらく交際をしたのですが、結果、男性からお別れを言われたのです。
理由は、「話がかみ合わないと思った」から。
「それはお前じゃーーーっ!お前のその話し方で、かみ合う女の子なんて、おらんわーっ!!」
と、僕は叫びそうになりました☆
女性には「彼は淡々とした方だから、こちらが合わせましょう」とお伝えしていたのです。ホントに参ってしまいました……が、こういう場合は終わってよかったのだろうと思います。
だって、合わせてくれていることに全く気づいていないし、当然、感謝もしてくれていないのです。仮にそんな人と結婚したら、やってられませんからね。
そして、お断りの後に、言われた言葉がこれ。
「でも、○○さんとはいい友達になれると思うので、よかったらまた連絡下さい」
なれるかアホっ!!!
ちなみに、普通の出会いでエッチがあった後に、こう↑言われる場合があります。これは100%「俺はキミの気持ちには応えられないけれど、キミは俺を好きなままでいなさい」ということですので、ずぇったいに、やめましょう☆
……と話がプクプク膨らみましたが、ここでお伝えしたいことは、
「明るく、元気よく、笑顔でお話しましょう」ということ。
そして、「お相手のテンションに合わせましょう」ということです。
僕はリアル・恋愛教室でも、「お見合いの心構え」という講座で、こういった講義をしています。その甲斐あってか、先日お相手の男性から、
こんなメールを頂きました。
マーチン様
先日は大変お世話になりました。
○○様とのお見合いはとても楽しく、よい結果につながれば嬉しいと思っていたのですが、辞退とのお返事をいただき、非常に残念でした。
○○様はマーチン様のアドバイスを受けられているということもあり、私の少ないこれまでのお見合い経験の中でも一番よい気分でお見合いをすることができました。
お見合いを振り返ってみると、○○様に興味のなさそうな話もいろいろと一方的に話してしまった点と謙虚さが足りなかった点が良くなかったのかなという気がしております。
~略~
是非今後もよい方をご紹介いただければ嬉しいです。よろしくお願い致します。
すっごく、きちんとした男性でしょう?
僕は好感を持ってお勧めしたのですが、女性がお断りしてしまったんですよね~。
ももももも、 桃太郎! いや違う。
ももももも、もったいないー☆
…………。
上手にお話が出来て、そして「笑顔で」接することができれば、お相手には、このように思ってもらえることが多くなります。
話し方は、少しの練習で。
笑顔も、少しの練習で。
そして、あとは少しの心構えで、それは可能になりますよ。
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