大学の推薦枠を考慮する
こうした条件をふまえてみてみると、大学の推薦入試を見据えるのであれば、作戦として、中学・高校選びの考え方も変わってくる可能性があります。
このへんの事情は、中学受験をするお子さんへ、親御さんが教えてあげるとよいでしょう。
もし第一志望校の中学や高校に合格できなくても、こういう推薦入試の大学もあるからチャンスはまだまだあるし、ポジティブな見方に変換することもできますよね。
とにかく情報をきちんと知って、その上で総合的に判断すれば、どんな事態がこれからおこっても対処できるのではと思います。
最近では、AO入試もありますね。AO入試は時期がはやいので、もう合格を手にした受験生もいます。
私が勤めている大学では、先に合格した入学予定者を集めて、ウォーミングアップセミナーを実施しています。
11月下旬にそのセミナーが開催され、私も参加してきました。入学にあたってのガイダンスが行われました。
学生同士はほぼ初対面なのですが、1泊2日で食事、オリエンテーション、宿泊生活などを通じて、交流をはかることができた模様です。
私は教員として、1時間の授業を行いました。
大学の授業についていけるか不安…
友達ができるか不安…
そんな不安を解消するためのセミナーを企画したわけです。
「脳力をのばす」というタイトルで、総合的な学習法についてお話をさせて頂きました。
4~5人を一組にしたグループワークを行い、共同で考える作業や、議論する機会を通じて、学生同士も交流を深めることができたようです。
入試が終わって未来に希望を託す学生たちは、とてもキラキラとした目をして、生き生きしていました。
このように入試を乗り越えた学生と接していると、入試はただ苦しいものではなくて、未来につながる架け橋なのだとつくづく感じます。
どんな入試のスタイルでもよいので、自分にあった入試形態を選んで、ぜひ未来を切り開いていってほしいなと思います。
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