今回の特集内でも詳しくご案内したとおり、「サステナビリティ」とか、「サステナブル」は、アメリカでは、誰もが知ってるというか、今の時代や社会の変化を象徴すると言ってもいいほどよく出てくる頻出単語になってるため、まさか、このコトバが、日本人の若手会社員の方々の間で、
『正直よく意味がわからない カタカナ語』
の第一位になってるとは、思ってもみなかった。
ぶっちゃけ、日本人相手のミーティングなどで日本語で話しているとき、まったく無意識のうちに、「サステナビリティ」とか、「サステナブル」というコトバも、結構、普通に使っていたかもしれない。
アメリカ人を交えて、日本語と英語を交互に話してたりしたら、そうなりがちな気もするし。
うわぁー、やばいじゃん(汗)。
一応、念のため書いておくと、「サステナビリティ」は、名詞で、日本語で「持続可能性」という意味。
まぁ、でもアメリカでは、地球環境の保護や、維持可能性というところから意味が拡大して、途上国などの生産地で働く労働者とのフェアトレードなども含むようになっており、ただ「持続可能性」って意味じゃないけどね。
で、その形容詞形が「サステナブル」。
一応、英語で並べて書いておくと、
Sustainability(名)
Sustainable(形)
という感じ。
同じようなパターンの英単語に「フィジビリティ」(正確な発音はフィージビリティと伸ばす)というのがあって、このコトバも
『正直よく意味がわからない カタカナ語』
の2位にランクインしている。
どうやら日本人は、なんとかビリティというカタカナ語に弱いのかもしれない?
「フィジビリティ」は、名詞で、日本語で「実行可能性」という意味。
なお、この記事では、「実行可能性調査」と誤訳しているが、これはフィジビリティが、
「フィジビリティ・スタディ」(feasibility study)
という言い回しで使われることが多いためだろう。フィジビリティ・スタディの意味は「実行可能性調査」。
形容詞形は「フィジブル」。
こちらも以下、英語で書くと、
Feasibility(名)
Feasible(形)
という感じ。パターンが分かれば、このあたりの英単語は、もっとも覚えやすいはずなんだけど…。
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『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』より一部抜粋
著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。