「鉄板」といえば、よくギャンブル好きの人たちの間で聞かれる言葉ですよね。「絶対に外さない」という意味で使われている言葉ですが、これがビジネスでも重要なキーワードになっているのをご存知ですか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、この「鉄板」こそが1000人に1人の大出世を可能にすると語っています。ビジネスにおける「鉄板」ワザって何でしょうか?
よっしゃ、それ鉄板! と言えるものを持っているか
むかし昔、競馬にとち狂っていた頃、所謂鉄板と言われるレース(鉄板とは、この馬以外に勝てる馬はいないだろうと参加者の多くが考えているレース。往々にしてそういう馬が負けて大穴になる)には目もくれず、人気馬が負ける理由だけを目を皿のようにして探していた事がありました。
私はなぜか、人気馬がすんなり勝てないというレースを見つけるというか、感じるのが得意で(といっても穴馬をあてられるわけじゃ無かったので全然儲かりませんでしたが)、競馬好きの友人たちには密かに重宝されていました。
それは競馬の話。ところがビジネスの世界で「鉄板」といえば、
「万に一つもしくじること無く、芸術的に仕上げる事が出来る分野」
のことを指します。つまり、これをやらせたら自分よりも上手に出来るヤツは社内にはいないよね、と自他共に認知している、されているそんな領域のことです。
ええと、ここでいきなり最終回的なことを書いてしまうと、サラリーマンとして出世をするきっかけは、この鉄板のワザを最も効果的かつ劇的な場面で使い、当然のようにそれで成果を挙げることから生まれるのです。サラリーマンに順当な昇給、昇格はあっても、競馬のレースで大穴というような、「えええ? なんでこの人が昇格しちゃうわけ?」という大穴人事は滅多に起こりません。ましてや自分自身がその主人公として昇格しちゃう立場になれる人なんて、1000人に1人くらいじゃ無いでしょうか。そんな1000人に1人になるきっかけは、
・必ず成果を手に出来る鉄板ワザを持ち
・これを社内、部内の大ピンチの時に
・出来るだけ意外な方向から舞台に登場し
・見事なまでに狙い通りの成果を出し
・これが上司レベルで噂になる
これが社内でのスターダムにのし上がる鉄板の手法なんです。
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